先日、東京の浅草にある「エリール」において、マイクロバブルフォームに関するスポット講演を中心にしたセミナーが開催されました。

 全国からかなりの人数の方々が参集され、こちらからは、(株)ナノプラネット研究所の大成由音社長(通称「相棒のYO」)が講演されました。

 同場所での講演は、今回で4回目となり、参集したトリマーのみなさんの関心に応えることができるコツが解ってきたそうです。

 また、講演後も、その反響を踏まえてトリマーのみなさんとの交流や情報交換がなされたようであり、その口コミによる拡散が期待されます。

 このように、光マイクロバブルフォーム技術は、幸いにもトリマーのみなさまに、徐々によく理解されるようになってきました。

 この流れの形成を大切にしながら、以下の取組が非常に大切ではないかと思っていますので、どうか、そのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

 ①光マイクロバブルフォームに関する技術的研究をますます深め、トリマーのみなさんが抱えている問題を解決していく。

 つい最近も、光マイクロバブルP4のデモ機を利用してみての初感想が寄せられました。

 その方は、他社のマイクロバブル装置を使用されていたそうで、今は壊れてしまっていて、修理もなされず、そのまま放置されていたそうです。

 このような放置の話はよくあり、珍しいことではありません。

 「これまでの装置と比較して、とにかく仕上がりがよく、ふわふわに被毛がなったことに感激しました」

 彼女は、よほどうれしかったのでしょう。

 すぐに、私どもの担当者に電話されてきたそうです。

 トリマーのみんさんにとっての「仕上がり」は、洗浄、すすぎ、乾燥という過程を経て最終的に到達する最も重要な目標です。

 この「仕上がり」がよければ、丁寧に精魂を込めてトリミングを行ったかいがあるというものであり、それを飼い主さんにアピールし、喜んでいただけます。

 この技術的過程をより深く、そして科学的に探究し、最終的な「仕上がり状態」を、さらに向上させていく必要があります。

 これには、洗浄後にワンちゃん特有の臭いの発生を大幅に遅らせる問題も含まれています。

 その意味で、光マイクロバブルP4による光マイクロバブルフォーム技術は、最初に到達・確立できた段階に過ぎません。

 それゆえに、これを、さらにどう科学的に(本質的に)発展させていくかが非常に重要であり、そこで私どもの技術力が試されることになります。

 ②上記の視点を踏まえ、光マイクロバブルP4において広く認められた技術をさらに発展させて、「P5」としての、いくつかの重要な改良的発展をめざすことになりました。

 私どもには、幸いにも、その基礎となる光マイクロバブル技術の成果(特許を含む)があり、これを最高度に活用して、光マイクロバブルフォーム技術としての発展に挑むことができます。

 前回の記事において、その概要を紹介したトップトリマーのTMさんとの技術開発も、その一例です。

 アイデアというものは、何かふしぎなもので、一つのものが、ぽっと出てくると、それが芋づるのようになって、次々に形になって現れてくることがあります。

 しかし、ここで重要なことは、最初の起源となるアイデアは偶然に出てくるのではなく、それを強く願望し、思案を日ごろから重ねていないと、明確に形として現れてこないことです。

 この糸口を開くことができると、その新しい世界に踏み入ることができるようになり、今度は、その世界観に基づいて考え、ひらめくことができるようになります。

 じつは、「光マイクロバブルP3」から「P4」への進化を遂げた段階において、「これでしばらくは行けるであろう」と考えていました。

 この思考に踏み止まっていましたので、次の「P5」の開発は暗闇の中にありました。

 「そろそろ、新しい発展を模索する時期が来ているのではないか。そうだとすれば、どうしたらよいのか?」

と考えても、何も出てこない、このような状況が続いていました。

 「何もアイデアが浮かばないから考えないというのは、何もしないことと同じではないか。とにかく、『P5』をすると決め、口に出してみるのが先ではないか」

 このような声が、どこからか聞こえてきたようで、その気になりかけていたところ、新たに事業開発をめざす補助金を申請することになり、この声に従って、その具体化を真剣に検討することにしました。

 すると、どうでしょう。

 今度は、「P5」シリーズに関するアイデアが滾々と湧いてきて、それを3つの課題として具体化することができました。

 しかし、これは、概念設計を終えた段階に過ぎず、さらに実践的な開発過程を経る必要があります。

 場合によっては、この段階で振り出しに戻ることもあり、逆に、大きく飛躍する場合もあり、これからによって開発の醍醐味を味わうことができるようになります。

 こうして、いくつもの試行錯誤を繰り返し、さらにいくつもの成果を積み重ねることによって、新たな開発商品づくりが可能になっていきます。

 それが技術的にすばらしいものであれば、他社には負けない商品力を有する可能性もでてきますので、その地道な探究が必要になります。

 この開発物語、巧く行くとよいですね(つづく)。
  
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マイクロバブルフォームの量が増えてワンちゃんの身体を覆い始めました
(トリマーはTMさん)