前回の「たより」から、約4週間が経過しました。

 その移植開始は7月末でしたので、約1か月が経過したことになります。

 今年は、例年と比較して約2か月以上も遅れてのスタートになりましたので、「実は生らないのではないか」と周囲からいわれていました。

 それでも、HKさんとの約束もあり、今年も「ヘチマの里づくり」をめざすことにしました。

 今年の栽培の特徴は、露地において大量の苗を栽培しましたので、これと光マイクロバブル栽培の比較が可能になりました。

 この比較試験は昨年も行いましたが、今年は、それをより徹底して行うことができるようになりそうです。

 同じ7月初旬に、露地に種を撒き、移植可能な苗が7月下旬に育ちました。

 その一部を光2つの光マイクロバブル水槽(GFO-L1とL2)に移植し、育ててきました。

 まずは、露地栽培の今の様子を示しましょう。

 その一部が、蔓の長さ1m程度までに成長していますが、その成長は遅く、これでは、開花、結実までには至らないであろうと予測しています。

 このヘチマの蔓が伸びて、研究所の南側窓のグリーンカーテンになってくれるとよいと思っていましたが、どうやらそれは難しいようです。

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露地栽培のヘチマの苗

 これに対して、上記の光マイクロバブル栽培の方は順調で、蔓の長さは2~4mにも達して、まだわずかですが花が咲き始めました。

 今年は、あまり液肥を入れていなかったのですが、それでもよく成長してきましたので、これからは、その世話を念入りにすることになります。

 その第1は、キュウリ栽培用の網を4本の支柱に設置し、その上を蔓が這えるようにしたことです。

 その高さは、地面から220㎝のところにあります。

 今年は、この支柱の上に、ポリカーボネートの波板が設置されましたので、その波板から約20~30㎝のところにキュウリの網が張られたことになります。

 第2は、ヘチマの蔓があちこちに伸びていましたので、これらをすべて、この網に向かうように再配置したことです。

 加えて、この中庭には、以前から使用していた簡易ハウスの支柱がありましたので、これを波板が設置されている簡易屋根に近接させて、その上部にもヘチマの蔓を伸ばすことにしました。

 中庭全体を見渡すとしますと、ヘチマ水槽は、西南の隅と南の中央あたりに設置されていますので、前者に植えられたヘチマは、南西から東北に向かって、後者のヘチマは、南から北へと蔓を伸ばし、茂っていくことになります。

 第3は、これらの水槽に液肥を注入することですが、これは、今からの作業になります。

 折角、ここまで育ってくれましたので、さらに成長し、開花と結実を促進させるために、たっぷりと液肥を供給してやりたいと思います。

 さて、以上の2つの作業を終えたヘチマの様子を示しておきましょう。

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光マイクロバブル水耕栽培中のヘチマの様子(GFO-L1)

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光マイクロバブル水耕栽培中のヘチマの様子(GFO-L2)

 これらを比較すれば、露地栽培との相違は歴然としていますね。

 それに、沖縄旅行中の6日間は、光マイクロバブルを供給することができませんでした。

 おまけに、GFO-L1水槽においては、水槽内の水が無くなっていて、それが成長に影響していたようで、それに気づいた日に慌てて水を補給し、それから毎日、たっぷりと光マイクロバブルも与えています。

 それでは、これから液肥づくりを行いますので、今日は、この辺で筆を置きます(つづく)。