一昨日、地元国東で活躍されている、日本のトップトリマーの一人であるTMさんと、かなり突っ込んだ検討を行ないました。

 この度、商工会から支援を受けた補助金が採択されたそうで、その中核をなす技術開発における新たな装置作りに関する議論が行われました。

 この補助金は通称「高度化資金」と呼ばれているもので、TMさんは、これで4度目の採択を受けたことになります。

 その関係筋の方によれば、「4度目はないといわれているのに、よく通りましたね」とのことだそうで、「アイデアが優れていて、他の候補を押しのけたのでしょう!」と推察しました。

 もともと直観に優れたTMさんですから、補助金申請のアイデアを洗練させ、巧くまとめて書き上げたからでしょう。

 そのことが、申請書を拝見してよく理解できました。

 光マイクロバブル技術を格段に進化させての「新サービスの提供」、これを中心にして、その内容が上手く構成されていました。

 「なかなか、よいアイデアですね! 申請書もよくできています」

 「ありがとうございます。4回目は無理だと思っていましたが、通ってしまいました」

 「それはよかったですね。 じつは、私どもも、同じような観点から、このマイクロバブルフォーム洗浄・温浴技術をどう発展させるかについてを検討を重ねていましたので、丁度良いタイミングになりましたね」

 周知のように、光マイクロバブル技術を用いたマイクロバブルフォーム洗浄・温浴法については、「光マイクロバブルP3」から「P4」へと進化し、これがトリマーのみなさまに小さくない評価をいただいています。

 じつは、本日も、相棒のYO氏が、東京で開催されるセミナーにおいて、その講演を行うことになっています。

 幸いにも、かなりの人数の方々が参加されるようで、その反響が楽しみです。

 この講演もそうですが、私どもは、装置の開発を行った後も、その装置によって生み出される現象の特徴を科学的に究明し、それを次の開発に生かすという作業を行ってきました。

 その意味で、光マイクロバブルPシリーズの装置においては、常に改良がなされ、進化・発展させていく必要があると考えています。

 より、具体的には、次の概念設計を終えたところで、それらを踏まえて、次の研究開発に関する補助金の申請書に、それをまとめて示したところでした。

 ①「光マイクロバブルP4」を「P5」へと進化させる。

 ②この進化においては、次の検討を行なう。

 1)洗浄能力のさらなる向上

 2)これを実現するには、次のアイデアと工夫が重要です。

 A)発生させる光マイクロバブルフォームの直径をさらに微細化する。
 現在の「P4」では平均泡径は60㎛であり、これを40~50㎛前後に小さくする。
 これによって約2倍の洗浄力アップが可能になる。

 B)光マイクロバブルフォームの発生量を約2~8倍化することで、洗浄力を、その分だけ向上させる。

 3)これらよって、洗浄時間、すすぎ時間、乾燥時間における、さらなる大幅な短縮が可能になります。

 4)この洗浄力のアップに、ほぼ比例して温浴力も向上しますので、洗浄をしながら、 同時に温浴の能力も高めることができるという、光マイクロバブルフォーム洗浄・温浴法の特徴をさらに発揮することができるようになります。

 ③この開発における問題点は、次の2つにあります。

 1)装置の大きさをどうするか。

 本開発における基本コンセプト(概念)は、これまでの通り、小型化、コンパクト化を実現させることにあります。

 光マイクロバブルフォームの発生量を増加させるには、ア)装置内の内部構造を改良するか、イ)装置の数を増やすか、の2通りがあります。

 後者の場合には、装置の小型化がより難しくなり、能力の高いポンプを用いることになりますので、それらを考慮しての小型化、コンパクト化の工夫が重要になります。

 2)価格の設定をどうするか。

 「光マイクロバブルP4」がトリマーの方々に低くない評価を得ている理由のひとつに、その価格が、従来の他社製品と比較して半額~1/3程度の低価格化を実現していることがあります。

 洗浄力・温浴力の劣る他社製品と比較して、「光マイクロバブルP4」の人気がますます向上している理由は、その価格に対して洗浄力・温浴力が格別に優れていることにあります。

 私どもの調査の結果によれば、本「P4」の能力は、他社製品と比較して4~10倍以上の洗浄・温浴力を有しています。

 これについて価格差も考慮しますと、すなわち、洗浄・温浴力/価格(通称「便益コスト比」)で比較すると、それは、「16~40倍以上」と想定できます。

 これが、トリマーの方々における「人気の素」といえるのではないでしょうか。

 しかも、無料の「お試し期間(1か月)」を設け、とことん、本光マイクロバブルP4を納得されるまで試していただき、その後に購入を検討していただきますので、これもトリマーのみなさまに歓迎されています。

 この人気の商品をさらに進化させて発展させよう、これがトリマーTMさんと私どもがめざしたものでしたから、その話し合いは、とんとんと進み、その「新たな開発コンセプト」がほぼ確定しました。

 これによって、TMさんは大いに喜ばれ、そのの目は、ますます輝きを増していました。

 専門家との連携、これは、真に、「鬼に金棒」になりそうですね(つづく)。
  
mbf-3
はじめはマイクロバブルフォームを水槽内に数多く発生させる
(トリマーはTMさん)