沖縄3日目の朝、昨日と同じく6時に起床。
今朝は、身体の節々が筋肉痛で、朝の散歩も取りやめました。
「これも、ここちよい疲れ、それにしても昨日は、よく働いた」
12時前に、待っていた部材が到着、そそくさに昼食を済ませてから、沖縄北部へ向かって出発、30分で待ち合わせの道の駅で施主に面会した後に、現地に赴きました。
ここは、サトウキビの農地だったらしく、そこに大規模な植物工場が小さな丘の上に新設されていました。
正面から入ると、左右と中央の方々に水路が設置され、その一部においては野菜の栽培が始まっていて、緑のレーンができ上がっていました。
まずは、地下水槽に多数の光マイクロバブル装置の設置に取りかかりました。
今回は、地元の水道屋さんという強力な助っ人がいましたので、どんどん仕事が捗っていきました。
運よく、光マイクロバブル装置がぎりぎりで水槽内に入り込みました。
ここから、すべての水槽に光マイクロバブルと光マイクロバブル水が送られますので、その基点として、重要な役割を果たす場所です。
すでに、事前に送付していたデモ用装置を、このタンク内に入れていたそうですが、この水槽内の水が赤茶けて濁っていたそうです。
これが、すぐにきれいになり、底まで見えるようになったと驚かれていました。
この濁りの原因が、赤土成分であれば、その沈降促進が起こったために清浄化したこと、鉄イオンの酸化が促進されて沈殿したこと、有機物であれば、その除去がなされたこと等が、その原因として考えられます。
いずれにしても、光マイクロバブルの劇的な効果に強い関心を寄せられていました。
この地下タンク内への装置設置が終わるころから、少々身体に変調が出始めました。
なにせ、ハウス内は気温47℃、湿度25%にもなっていましたので、これは油断していると熱中症になっていく可能性がありました。
幸い、ハウス内は通気がよく、もう限界と思うようになる前に、その入り口付近の陰に入り、身体を休ませました。
「このままの状態でいたら、確実に熱中症に至るに違いない」
首筋付近がやや熱くなり、これが、その前兆なのかと自覚しました。
続いて次に、正面からすぐ左にある水路への設置に取りかかりました。
ここが、最も重要な核心にあたる部分であり、ここにも各種の床に入れられた苗が栽培されていました。
「この水路における栽培促進が、この植物工場の成功の可否を握っている」
この提案の意味を、施主もよく理解されていたからでしょうか、その出来上がりぶりに強い関心を示されていました。
この水路の成功が起点となり、それを全体にどう波及させていくのか、これが、ブレイクスルーの核心問題であることから、私どもも従来にない知恵と工夫を凝らすことにしました。
これが、上手く行くのか、その兆候は、おそらく本日あたりから観えてくるのではないかと思われますので、午後からの再観察を楽しみしています。
ところで、昨夕は、施主に誘われて沖縄料理をいただきました。
ここは、料理人の腕がよく、施主自慢の店でした。
なかでも、6時間煮込んで作った「ラフティー」と「ゴーヤチャンプルー」、そして「モズクの天ぷら」は最高の味でした。
夜は、早めに光マイクロバブル湯に入り、すぐに就寝しました。
「2年がかりで、とうとうやり遂げた仕事になった。これで、沖縄の野菜事情は大きく変わり始めることになる」
労働の疲れよりも、その成就が上回り、ここちよい就寝となりました(つづく)。
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