昨夜の食事の際に紹介された読谷村の「金月そば」を早速食べに行くことになりました。

 紹介者のHさんは大変な食通であり、沖縄中の「沖縄そば」を食べ歩いたそうです。

 私も「沖縄そば」には目が無い方で、旨い「そば屋がある」と聞くと、すぐに訪ねることを常にしています。

 12時前に、目当ての金月そば屋に到着、店内には、お客さんは、だれもいませんでした。

 「今日は、空いているね。12時前だから、まだ、早いのかな?」

 こう思いながら、名物の「金月そば」と「ジュウシー」の注文を終えると、お客さんが来始め、あっという間に店内は満席になりました。

 「早く来てよかったね。ちょっと遅かったら、店先で並ぶところだった」

 この「金月そば」の特徴は、1)自家製麺であること、2)そばの上に載せる豚肉がおいしいこと、3)ジュウシ―(やわらかい混ぜご飯)が独特の味とのことだったので、早速、これらを試してみることにしました。

 1)の自家製麺は、市販の麺と違って独特の「こし」と「味」がありました。

 最近の観光客を相手にしている人気店では、このように自家製麺を出すところはほとんどないらしく、そういえば、ある人気店では、店内に「●●そばを使っています」という張り出しがあったことを思い出しました。

 2)に関しては、「そば屋」によくあるメニューでは、「ソーキそば」と「三枚肉そば」の2つが多いのですが、「金月そば」は、これらとは異なるようであり、それがどんなものなのかという興味もあり、相棒と私の二人とも、これをオーダーしたというわけでした。

 出されたそばの上には、三枚肉というよりは「ラフティー」に近い、とろとろの2枚の肉と1枚の厚揚げえげが載せられていました。

 これは箸で簡単に小分けにできるほどに柔らかく、おいしい三枚肉になっていました。

 金月そばとは、別の小皿に三枚肉ではない、赤身の肉が3つ載っていて、これとそばの組み合わせのことをいうのだそうで、ようやく、その正体がわかりました。

 この赤身の肉は柔らかく、そして味付けも甘辛くなされていて、食べやすくておいしい味でした。

 「これは結構、腹いっぱいになるね!」

 相棒が頷いていました。

 これに、ジュウシーが加わりましたので、相当に頑張らないと、すべてを食べきることができないと覚悟しました。

 このジューシーの味は、すき焼きの後に、ご飯を入れて焼き飯風にしたものに近く、これも頑張っておいしくいただきました。

 さすが、食通のHさんの推薦だけあって、よい思い出として残る昼食になりました。

 これで、私の「沖縄そば遍歴」に新たなページが加わることになりました。

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金月そば

 読谷村の「金月そば」を出て、次の目的地である、昨日の植物工場に向かいました。

 昨日の午後4時ごろから、連続で光マイクロバブルを発生させていて、昨日の帰り際には、ほんのわずかですが、その兆候が見え始めていましたので、それを確かめるために、再び、ここをワクワクしながら訪れたのでした。

 「やはり、間違いなかった。その光マイクロバブルの兆候は、一段と明確に出てきているようだ!」

 この兆候は、水路全体に及んで発生してきているようであり、この確認は、私どもにとっても、真に小さくない出来事と観察になりました。

 この植物工場を後にして、海岸沿いに林立している大きなホテルのひとつに立ち寄り、久しぶりに相棒と、ゆっくりお茶を楽しみました(つづく)。
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ピンクのハイビスカス