本日は、台風一過、久しぶりに夏空と暑さが戻っていました。

 セミが鳴き、静かな朝です。

 アレクサが、朝の爽やかな音楽を提供してくれ、ロボットのルンバは、せっせと掃除をしてくれています。

 床掃除は、このロボットの日課としてすっかり定着してきました。

 ありがたいことですが、少し前のことを考えると、まことにあり得ない、まるで少年のころに夢中で読んだ「鉄腕アトム」の世界のようです。

 しかし、未だ台風12号は南九州近くに滞留し、大雨を降らせていて、その被害が心配です。

 ところで、先の西日本豪雨によるダム災害については、その対応が不適切であったことから、メディアにおいても取り上げられているようであり、管理者側も、その対応に追われているようです。

 今朝の新聞においても、野村ダムにおいては、事前放流の規則が、1996年に毎秒500トンから300トンに変更されたという説明がなされたという報道がありました。

 治水よりも利水を優先させたからでしょうが、この変更が、今回は、ますます不適切な側に作用しました。

 どうやら、放流をしやすくしたという主旨の変更のようですが、実際は、事前放流は毎秒300トンに留めたまま無理な貯水を続けたために、最後には、急激に大量の放流を行い、その結果として下流に被害を生じさせたことは明らかです。

 しかも、野村ダムの放流量が、約1時間後には、下流の鹿野川ダムに流入してくることを知りながら、それに対応した適切な事前放流がなされないままに、ダムに流入した量を、そのまま放流したために、ここでも急激で信じがたいほどの大量の放流を行ったことが、その放流記録から見てとれます。

 本来なら、野村ダムの異常放流を受けて、その制御を行うはずの鹿野川ダムが、それができないままに大量放流を行ってしまったことには、あまりにも知恵がなさ過ぎたといわれても仕方がないでしょう。

 今後のダム放流規則の見直しと反省は、大いになされるべきでしょう。

 さて、おかしな軌跡を辿った台風12号でしたが、今回は雨と高潮の被害がかなりあったようですね。

 周知のように台風は低気圧ですから、その中心部において海水を持ち上げますので、それが大波となって海岸に打ち寄せられると、凄い破壊力が発生します。

 小田原付近の海岸線において自動車やホテルの壁が破壊されていたのは、この高潮によるものでした。

 しかし、地震による津波は、この何10倍、あるいは何百倍かもしれませんが、これが東南海、南海トラフ大地震によってもたらされると、太平洋ベルト地帯は、ズタズタにされ、大変な被害と復旧のための膨大な経済的負担がかかることになります。

 これに、今回のような西日本豪雨や台風の襲来が加わると、その被害は、さらに甚大になっていくことが考えられます。

 これは真に恐ろしいことですが、それゆえに、今からしっかりと、その対策を練って、その準備を始めておく必要があります。

 これからの日本には、このように厳しい事態が待っていて、この社会を生き抜くことは容易なことではありません。

 とくに若いたちには、この日本を背負っていくのですから、その困難を克服できる鋭い洞察力と強靭な意志力を持つことが求められています。

 さて、こちらでは、台風に備えて、懸案となっていた西邸の中庭をきれいに片付けることができました。

 家内は、すっかりきれいになった中庭をわざわざ後で見に行くほどで、私も、それに釣られてしまいました。

 これから、この中庭をどう整備していくか、楽しみが増えましたね。

 とにかく、予想される厳しい現実の到来に備えて、まずは、可能なところから、その準備を始めていく必要があります。

 この中庭が、その拠り所のひとつになっていくと幸いですね。

 写真は、研究所の前庭に咲いたマリーゴールドです。ますます黄色が深まり、オレンジ色の成分が増えてきました。

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マリーゴールド