早いもので7月は、あっという間に過ぎてしまいました。

 しかし、連日、猛暑が続いていて、今日も35℃を越えていました。

 みなさま、お身体に気をつけてくださいね。

 さて、今月のブログガイダンスの最初は、「緑砦館物語Ⅱ」です。

 しばらく、このシリーズの連載を控えていました。

 それは、この夏を迎えて、ハウス内が高温になりすぎ、この対処法をあれこれと考え、試しては「ダメか!」を繰り返していました。

 もちろん、暑さ対策を考えての設計をしていたのですが、それでは不十分であることが徐々に明らかになってきました。

 なにせ、ピーク時には、ハウス内温度が45℃を越えてしまい、それに伴って水温も30℃を超えるという困った状況でした。

 結局、これでは何を植えてもダメ、ここは知恵の使い処ということになりましたが、その妙案を探し続けることになりました。

 詳しくは、近々再開予定の原稿で詳しく紹介しますが、私としては、良い勉強になりました。

 そして、環境が好転してくると、植物がみごとに、それに応えて成長し始めますので、これは一方ならぬ励みになります。

 まことに貴重な経験をし、良い勉強になりました。

 第2は、このところ組立作業が多くなり、その記事をいくつか認め始めています。

 現在は、月曜日のアグリ作業、木曜日の装置組み立て作業の2つが定例ですが、とくに、この2週間は後者の作業に力を入れましたので、これが一気に進むことになりました。

 この際、一挙に装置の組み立てをやってしまおう、こう思って、夜なべも含めて大いに手足を動かすことになりました。

 この作業を行いながら、よく脳裏を過ったのが、若いころに、こんな作業を黙々と行ったことでした。

 手足をよく動かしますので、必然的に頭もよく回転するようになり、よく、次のような台詞が頭に浮かんできました。

 「このような単純作業こそ重要であり、これに慣れてくると作業が円滑に進むようになり、この作業を通じて何かが生まれるのではないか」

と、思えるようになります。

 そして、その作業の進展が、その思いをますます深めるように仕向けていきます。

 「そういえば、このような作業から、なにか新しいことがよく生まれてきた」

 これを思い出し、懐かしい気持にもなりました。

 そろそろ、この作業も一段落しそうですが、ここから、「重要な何か」が生まれてくると、真に幸運といえますね。

 これからも、楽しい作業をゆかいな記事に認めていく予定です。

 第3は、西日本豪災害についてです。

 現在は、鹿野川ダム放流問題の考察が始まったばかりですが、事が重大でしたので、できるだけ正確に、そして過誤がないように、さらには解りやすく論述しようと思って取り組んできました。

 そのせいでしょうか、これまでに8回の記事を連載し、まだ2、3回は続くことになるでしょう。

 幸いにも、この記事は少なくない方々によく読まれたようで、タイムリーな連鎖記事となりました。

kosumosu
コスモス

 第4は、「高専の未来図」についても触れておきましょう。

 磯田インタビューに端を発し、思わぬ展開となってしまって、今は、江戸文化の形成問題を高専文化にアナロジーさせることを思いついてしまったために、横道に反れて歩むようになってしまいました。

 そろそろ、磯田インタビューの本来にテーマに戻って、その正規の展開を図る必要がありますね。

 来月初めには、北九州高専において日本高専学会がありますので、そこでの講演発表の予行演習を兼ねての論陣を張る準備をしたいと思っています。

 第5は、「光マイクロバブルとナノバブルの間(3250回記念)」のシリーズについてです。

 この記事は、読者に一番よく読まれています。

 とくに、前回と前々回の記事は、7月のアクセスランキングで第1位と2位を占めていました。

 このご期待に応え、より読み応えのある記事としての連載を、しばらく継続します。

 第6は、毎夏恒例の「ヘチマの里づくり」についてです。

 今年は、かなり遅れてのスタートとなりました。

 しかし、昨年収穫した種をほぼすべて露地に撒いたところ、そのほとんど全部が芽を出し、立派な苗になってきましたので、これまでに100本近くの入植を済ませました。

 これからも順次入植を続けていき、さらに100本近くを加える予定です。

 それでも、おそらく、相当な量の露地植えの苗が残ることになりますので、それらは、露地物として観察することになるでしょう。

 第7は、先日終了した「マイクロバブルブレイクスルー(2950回記念)」の記事の続編を検討しており、おそらく、それを3300回記念として再開する予定です。

 前回の記事でのことですが、そのすべてをプリントして、きちんとラミネートを張られて常に座右に置かれて読まれているという方がおられたそうです。

 このように熱心な読者がおられたことには、真に頭が下がりますので、新シリーズの3300回記念は、よりご期待に添うようにしなければなりませんね。

 他には「国東の食環境」、「私の光マイクロバブル入浴研究」などがありますが、それらについては別の機会にガイダンスを行うことにしましょう。

 猛暑の夏、どうか、元気に乗り越えられてください(つづく)。

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                    大成研究所の前庭に生えたヘチマの苗