いつもの年と比較すると約2か月半遅れですが、今年も「ヘチマの里づくり」に取り組むことにしました。

 足掛け5年、夏になると、このヘチマ栽培とともに過ごすことが習慣になりました。

 今年は、緑砦館における栽培を優先させたために、そしてヘチマの種がなかなか見つからなかったために、上記のように栽培の開始が遅れてしまいました。

 先日、西邸の中庭の掃除をしていたら、昨年採取したヘチマの種が見つかり、それをすべて露地に撒いたところ、それが至る所で芽を出し、苗として育ったために、その光マイクロバブル栽培を行うことにしました。

 そこで、本日は、休みの日にもかかわらず、2つのヘチマ水槽の清掃をみんなで行い、その一方の試運転を済ませました。

 おそらく、明日からは、その移植が可能になりますので、順次入植を続けていくことになるでしょう。

 なにせ、露地には、よく育ったヘチマの苗が100株以上も育っていますので、これらを植えていくとなるとかなり手間がかかるでしょう。

 とりあえず、2つのヘチマ水槽(もう一つは、未だ未整備で、明日も清掃を行い、その後試運転を行う予定です)に数十株の入植を済ますのが当面の目標です。

 残りは、この第1次の入植状況を踏まえ、さらに増やすかどうかを検討する予定ですが、入植可能な場所は他にもありますので、それらにおいて試し入植をしながら、いろいろと思案していくのがよいでしょう。

 昨年の経験を振り返りますと、次の重要な光マイクロバブルへちま栽培の特性が明らかになりました。

 ①光マイクロバブルヘチマ水耕栽培とヘチマ露地栽培とでは、前者の方が、その成長において格別に優れていた。

 ②光マイクロバブル水耕栽培のヘチマは、柔らかく、水分が豊富で非常においしかった。

 ③この格段のおいしさを踏まえて、光マイクロバブルヘチマ料理の研究が沖縄や大分において熱心になされた。

 上記のように、今年は、昨年のヘチマ栽培を行う株数が相当に増えますので、それらの特性をさらに検討して洗練させていく必要があります。

 たくさんのヘチマが収穫できた暁には、近所や友人のみなさんに配って、光マイクロバブルヘチマの味を堪能していただくのもよいですね。

 そんなわけで、今年も、みなさんに「ヘチマだより」を届けることにしました。

 黄色い大きな花を咲かせ、そこにミツバチたちをたくさん集めましょう。

 光マイクロバブルヘチマの園を造りましょう(つづく)。

hetima
 光マイクロバブル水耕栽培中のヘチマ(2017年8月8日、筆者撮影)