本日は、最後の10個目の質問に答えることにしましょう。

 Q10:「光マイクロバブルP4」の購入金額や支払い方法などはどうなっていますか。

 A10:詳しくは、(株)ナノプラネットのホームページに記載されていますので、そちらをご覧ください。

 その価格設定においては、これまでの他社の商品と比較して、その数分の1を維持できるようにしました。

 それが異常に高価すぎると、それは決して「スタンダード商品」にはなり得ないことをよく理解していたからでもありました。

 私どもが培ってきた基本精神は、これまでの商品と比較して10倍以上に性能が優れ、数倍以上に安く購入していただくことにありました。

 なお、支払いについては、その一括支払いが困難な場合には、何回かの分割も可能になっていますので、詳しくは、(株)ナノプラネットに照会されてみてください。

 また、購入後のメンテナンスと故障の際の対応についても紹介しておきましょう。

 購入後のメンテナンスにおいて、とくに重要なことを列挙します。

 ①光マイクロバブルP4の使用を繰り返していると、知らず知らずにポンプやホースの内部に脂質の汚れが溜まってきます。

 これは、どううしても避けられないことですので、これを回避するには、その都度、装置の洗浄をこまめに行っておく必要があります。

 その方法は、清浄な水の中に少量のシャンプー液を入れて約20~30分間マイクロバブルフォームを発生させることです。

 これでかなりの内部洗浄が可能となるでしょう。

 時折、光マイクロバブルP4を稼働させた直後に二酸化硫黄に似た異臭がわずかに発生することがあります。

 これは、静置時において装置内に発生した異臭気体が一度に噴出されるからです。

 このような場合には、装置内の徹底洗浄が必要になったことの「知らせ」でもありますので、容器内に水を溜め、そこに少量の「ハイター」などの漂白液を入れて、同じく20~30分光マイクロバブルP4を稼働運転してください。

 その終了時には、水槽内が予想以上に黒く汚れた液体に変化しますので、それだけ汚れていたことに驚かれることでしょう。

 ②多くの故障の原因は、ポンプ内に水が十分に入っていないことで起こる「空運転」にあります。

 スイッチをオンにしたときに、マイクロバブルフォームが出てこない場合があります。

 その場合には、すぐに、その運転を停止させてください。

 これを長時間放置しておくと、ポンプが故障し、修理不可能となりますのでご注意ください。

 スイッチをオンにしても、すぐにマイクロバブルフォームが発生しない場合は、それをオフにして、吸い込み側のストレーナーを外して、そこから水を補給してください。

 しばらくすると、マイクロバブルフォームの噴出ノズルから空気と水が出てきますので、それがみずだけになったら、ストレーナーを付け直して水中に没し、再度稼働させてみてください。

 この操作が上手くできていれば、再びマイクロバブルフォームの大量発生がありますので、それで良し悪しを確認してください。
 
 ③その他、原因不明の故障の場合には、すぐに(株)ナノプラネットにご相談ください。

 たいがいは、電話対応によって、その故障を回復できますが、その場合には、そのまま故障器を送付していただき、その原因解明と修理を行います。

 その間に代替機が必要であれば、それも相談されてください。

 これはよく聞く話ですが、高価な機械装置の商品にもかかわらず、そのメンテや修理がなかなか行われないことが少なくないようです。

 なかには、故障したら終わりと諦めて店の隅に、それが放置されている場合もあるようです。

 そんな場合、困り果てるのは当のトリマーさんであり、そんな苦い経験をなされたトリマーさんは、メンテはどうだ、故障の場合はどう対応するのかと熱心に尋ねてこられます。

 私どもは、単に商品のみを売るのではなく、それを通じて「技術と信用」をも販売しているのであり、お客様を疎かにすることは決して許されないと思っていますので、どうか、そのご理解とご高配をよろしくお願いいたします。

 ところで、この記念シリーズも今回で第24回となり、結構なロングラン記事となりましたので、本稿をもって一先ずの終了といたします。

 長い間のご愛読、真にありがとうございます。

 また、視点を新たにしての執筆の機会を、どこかで得たいと思っていますので、それまではしばらくの休止といたします。

 末筆ですが、長い間、ご協力とご指導をいただいたわが国有数のトップトリマーのMさん(国東在住)に厚く御礼申し上げます(本稿はおわり)。

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顔に浸透していくマイクロバブルフォーム

(トリマーは国東市のMさん)