昨日、第34回マイクロバブル研究会が開催されました。
各研究会員からの報告は、以下の通りでした。
①S研究会員を中心に取り組まれている農作物の苗が紹介されました。そのみごとな出来栄えに一同、吃驚の様子でした。
本人曰く、「今年は昨年よりも出来が良い」のだそうで、期待が持てそうです。
②ダイニングアウト・イン国東にO研究会員ほかが栽培しているセロリが採用されました。この様子が、インターネット上においてもアップされていましたので、それも含めて意見交換がなされました。
この祝宴は、文殊仙寺という一番古い歴史のあるお寺で開催され、地元産の食材を生かしたすばらしい料理がなされたようで、その様子も紹介されました。
③O会員からは、地元特産の敷物用農作物の今年の様子が報告されました。また、それを実際に見ながら、その品質を評価し合いました。
これで重要な一つのステップを昇ったことになりますので、その展望を語り合いました。
これらの報告を終え、O会員によって、「マイクロ・ナノバブル技術の核心と革新」と題して、先の22日に東京で行われた連続講演の最初の部分(第1章)のプレゼンテーションがありました。
また、今回のセミナーに至るまでの経緯が詳しく述べられました。
さらに、その参加者が予定の3倍近くになったこと、参加したメンバーが、大企業を中心とした開発部門の方々が多かったことも紹介されました。
この第1章における講演テーマは、この四半世紀弱の期間においてマイクロ・ナノバブル技術が、力を失って衰退するどころか、ますます発展の兆しを見せているのはなぜか、について問題提起を行うことにありました。
その際、ここで強調したのが、光マイクロバブル技術の「たくましさ」についてでした。
なぜ、本技術は四半世紀弱の長きにおいて発展できたのか、また、その衰えを知らず、今後も発展しようとしているのか、ここには、本技術に「たくましさ」があることを次のように整理して明示しました。
これらは、従来の技術には見ることができない「たくましさ」であり、これを先端型ではなく「富士山型」であると定めました。
そして何よりも重要で最大の特徴は、各種の生物活性を本技術が誘起させることにあることを明確にし、それを最初に示すことにしました。
この生物適応技術という特徴から、それが富士山型で成立することも解説されました。
これらについては、第2章以降において詳しく説明されますので、ここでは、そお5つの概略を示すに留めました。
この講演と質疑応答を経て、自由討論に移りました。
ここでは、新たな補助金制度の紹介、地元で積極的に地域活動を行っている方々の様子、地域の石碑古文書、「鶴川集まろーな」の会場移転に伴う新企画、地域の農業と食の在り方、各地域の米の品評など多岐にわたる話が出てきて、大いに盛り上がりました。
また、今回は、飛び入りで中学2年生の参加もありました。
結局、終わりは今回も21時を過ぎていました。
次回の第35回研究会は、6月27日に開催することになりました。
大成研究所の前庭に咲いた黄色い花
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