セミナーが済むと、そのまま新宿から「スーパーあずさ」に乗って一路甲府へ向かいました。
この列車は新車のようで乗り心地のよいシートになっていました。しかも各座席の下には100Vコンセントまでが設置されていました。
「帰りは8時過ぎになるので弁当を買ってこよう!」
こういいながら相棒には、孫たちにと「銀座コージー」のチョコレートケーキを買うように依頼しました。
「今日は良い弁当があるかな」と、いつも立ち寄る駅構内の売店にいくと、その店頭に、ステーキとカツレツの両方が入っている弁当がありました。
今日は、講演も終わったことだし、少し豪華版で行こうか、と気持がやや大きくなって、これを2つ買いました(1個の値段は1270円でした)。
相棒は、これをとても喜んで食べていましたので、この購入は一先ず正解。
私は缶ビールの小とピーナッツを楽しんでいるうちに、それを食べそびれ、家に持って帰って、みんなに食べていただきました。
これが、みんなに好評で正解、非常においしいと喜ばれました。
都会には、このような料理のおいしい弁当があるのですね。
こうして、講演の日の夜は終わりましたが、私の身体の疲労はピークを迎えていましたので、そのまま風呂にも張らず、ばたんきゅうと、すぐに寝てしまいました。
大役を果たし、そこそこの睡眠時間を確保できたからでしょうか、目覚めの朝は幾分気持ちのよいものでした。
「久しぶりに、小さくない区切りとなる仕事をすることができた。おかげでよい整理ができ、これからの展望も少し明らかになってきたのではないか。
それにしても、すぐには終わりが見えない、時間のかかった仕事だっただけに、とうとうやり遂げたという気持ちも湧いてきた!」
朝食は、好物の野沢菜が入った「お焼き」ひとつで軽く済ませ、その後に、たっぷりと光マイクロバブル入浴を楽しみました。
まだ、身体のなかに、昨日の講演と夜行列車の披露がかなり残っていましたので、これを改善するために、まずは肩まで湯船のなかに沈ませて身体を任せました。
ほどなく、例によって、いつものようにここちよい眠りが押し寄せてきて、しばらくの間うとうととしていました。
やがて目を覚まし、今度は身体を入れ替えて、光マイクロバブルを足先へ、さらには足裏へと順に吹きかけていきました。
歳を重ねると、足のふくらはぎが腫れ、足首付近や甲の部分に痛みを感じるようになります。
これらには、光マイクロバブルの患部への近接噴射が有効であり、そのここちよさも手伝って、かなりの時間の近接噴射を行いました。
こうして入浴時間は90分を優に超え、すっきりした気分になって、午後から再び東京に向かう準備をいたしました。
そして東京へは、甲府15時8分発の特急「かいじ」で向かいました。
夕方に、赤坂にある和風レストランである企業の方と面談と食事を行う予定があったからでした。
東京の新宿に到着すると生憎の雨、そのまま中央線に乗って四谷まで行きました。
「少し時間があるようなので、ここでお茶でも飲みましょうか」
「いいですね」
そこで四谷の駅ビル「Atre」のなかにある喫茶店で寛ぐことにしました。
この近くには、仕事でよく訪れていた学会があり、この駅ビルのなかもお馴染みでした。
東京は、どこに行っても人が多く、ここも満席のところが多く、ようやく空席を2つ見つけることができました。
「今日は、どんな話になりますかね」
「きっとおもしろい話になるでしょう」
「そうだよね」
こういいながら、これからの事業展開について意見交換を行いました。
そうこうしているうちに、丁度良い時間になり、タクシーに乗って、赤坂の待合場所のレストランには、予定の17時半ピッタリに到着することができました(つづく)。
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