昨日までの疲れがまだ残るなか、朝7時8分甲府発の特急「あずさ」に乗り込みました。

 今日は、長丁場の5時間講演がありますので、いわば戦いを前にしての心を澄ませる精神統一を、まず座席で行いました。

 緊張はほとんどなく、とくに今回は、かなりの準備を行いましたので、残るは、「いかに上手くしゃべることができるかどうか」でした。

 いつもなら、会場に向かう列車のなかで、最後のスライドの整理を行うのですが、今回は、それを昨夜のうちに済ませていましたので、パソコンは開いたものの、その予行練習を見ながら行うことを途中で止めて、ゆっくり目を閉じて休むことにしました。

 大井町の会場には、10時過ぎに到着、すでに会場には大勢の参加者の方々が集まっておられました。

 真っ先に挨拶に来られたのが、K高専のかわいらしい専攻科生の二人でした。

 わざわざ、彼らを指導している先生からと、高知のお土産までいただき、恐縮いたしました。

  お心づかい、ありがとうございました。
 
 午前中の講演は90分、スライドの準備ができていましたので、かなり順調に進みました。

 しかし、やや丁寧に解説したせいでしょうか、第2章までしか進まず、午後からはかなりスピードアップしないとすべてを説明できないのではないかとやや心配になりました。

 しかも、その昼休みには早くも質問者が来られ、この昼休みにブログ記事を書こうと思っていましたが、まったく一行も書くことができませんでした。

 この午前中の講演のメインは、光マイクロバブル技術が、丁度生成期の後期を迎え、その発展の前夜的様相を帯びてきて、真におもしろくなってきたこと、そして、光マイクロバブルと光マイクロバブル水が、新物質であり、未来を切り開く革新的機能物質を生みだす「未来材料」であることをやさしく、そしてわかりやすく示したことにありました。

 午後からは、その革新的機能物質を生みだすことに至る、光マイクロバブルと光マイクロバブル水の物理化学的特性を解説しながら、その技術の「核心」を5つの具体的な事例を用いて解説しました。

 そして、午後の後半においては、その革新的機能物質が何であるかを明示し、その発生のメカニズムについての解説も行いました。」

 光マイクロバブル技術の核心は、その革新的機能物質が、真にありふれたオンサイト材料である空気と水によって産生されることにあり、この革新的機能物質を大量に、そして安価に産生できることに、本技術の革新(イノベーション)の裏付けがあることをわかりやすく解説しました。

 技術革新(イノベーション)の核心は、この革新的機能物質の優秀性にあり、この核心を連続的に起爆させ、それをより大きな爆発に転じていくことが、本イノベーションの鍵であるのではないかごいう提示を行いました。

 最後に、この技術イノベーションの呼び水となる3つの「革命的商品」を検討し、その候補が、私どもにおいてもようやく提示できるようになりましたので、参考までに、それらを具体的に紹介いたしました。

 自ら、襟を正し、率先して、それを示すことが大切であり、いよいよその時期がやってきたと思うようになってきたからでした。

 こうして午後からは、ややスピードアップしたからでしょうか、私の講演は、終了予定時刻の16時10分に終わり、残りは質疑応答に移りました。

 これも非常に活発で、予定の邸の20分はすぐに過ぎ、ここでセミナーはいったん終了となりましたが、その後も質問者が残るという状況になり、結局、それから40分が過ぎて、会場を出たのは17時10分でした。

 予定していたスライドはすべて説明し、質疑応答もかなりありましたので、あっという間に時間が過ぎていきました。。

 「久しぶりの長時間明講演だったけども、なんとか予定通りに終わりましたね」

 「参加者の反応もよく、かなり充実していましたよ」

 これはアシスタントとして参加された相棒(YO)の感想でした。

 帰りは、新宿発18時発の「スーパーあずさ」でした。

 車中、その相棒から「ご苦労さまでした」と缶ビールの小をプレゼントしていただきました。

 「これで一仕事を終えた」

 これを契機として、徐々に好循環サイクルが回り始めるとよいなと思いました。

 久しぶりのビールの味は、格別でした。

 おかげで重要な「一歩前進」ができ、光マイクロバブル技術の状況打開の「一里塚」を築くことができました(つづく)。
 
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           マイクロバブルフォームのマイクロスコープ画像