ブログ記事3000回を記念しての「緑砦館物語」の記事も、本日の話題で、そろそろ終わりになるのかもしれません。

 新たに建設された小規模植物工場である「緑砦館」における物語が、きっと、いくつも生まれ豊かに展開されるであろうと想像していましたが、結果は、その通りになりました。

 いや、それ以上のことが起きたようです。

 1)その第1はクレソン物語でした。その後もいくつかの問題は発生ながらも、順調に育っていて、かわいらしい花が咲くようになりました。

 2)第2は地元特産のある植物であり、この二期作の成就が当面の重要な課題となっていました。


 地元での田んぼでの栽培は、ちょうど今頃に田植えを行いますので、その苗の長さは約30㎝に切り揃えられています。

 全国で唯一の栽培地が、この国東の安岐地区を中心にして存在してきたのですが、今では、その栽培農家も減り、その生産額も全体で2000万円を切るほどに衰退の一途を見せ、真に風前の灯のようです。

 少なくないみなさんが、この困難な状況を何とか打開したい(ブレイクスルーしたい)と懇願してきたのですが、その打開の切り札となり得る「二期作」は今もって成功に至ってはいません。

 その試みは、5月初旬に田植えを行い、7月中旬に一期作としての収穫を行い、その一部を残して花が咲いて枯れるまでに、その追加としての「二期作」を成功させようというものがほとんどであったようでした。

 3)第3は「緑砦館セロリ」でした。


 昨秋以来、幸いにもセロリの苗をたくさん購入することができましたので、その栽培は、緑砦館が建ち上がる前から始まっていました。

 当然のことですが、光マイクロバブル技術を用いていても、セロリの育ち方は微妙に変化していきますので、光マイクロバブル育ちのセロリにおいても、新たなセロリの特徴の出現がいくつもありました。

 真に、豊かでおもしろい「緑砦館セロリ物語」が実際に生まれることになりました。

 詳しくは、その第33回の記事で紹介しましたので、ここでは省略しますが、その後も、興味深い展開が図られようとしています。

 これについての詳しい報告は、緑砦館物語の「パートⅡ」において紹介することになるかもしれませんね。

  さて、本日は、上記2)の「その後」について、少しばかり報告しておきましょう。

 じつは、その収穫を本日から開始しました。

 この成就は、私としても一入の感慨を覚えています。

 2年前においては、この植物を育て上げ、収穫を前にして、梅雨の初期に約20日間の日照なしの天候不良のために、これをすべて枯らしてしまいました。

 枯れ始めるとあっという間の出来事でしたので、「なぜ早く収穫しなかったのか」と深く後悔しました。

 昨年は、同じ時期に沖縄に約2週間の旅行したために、その間の管理が疎かになり、またしても、そのすべてを収穫前に枯らしてしまいました。

 この時も同様の後悔の念が押し寄せてきましたが、こう自分にいい聞かせることで、その前年ほどの動揺はありませんでした。

 「収穫の時期を誤っただけのことであり、この栽培において成功したことには変わりはない。今度は、必ず梅雨前に収穫を行うようにしよう」

 これらの思いを重ねて、その3年目を迎えることができました。

 今年は、その前の2年間と違って、何よりも頼りがいのある緑砦館が出来上がっていました。

 本日は、相棒のYOと一緒に、その緑砦館で作業を行い、かれには、まず、その植物を収穫した後の乾燥棚を作ってもらうことを頼みました。

 日が照ると、ここ緑砦館は温暖な空気で充満しますので、真に性能のよい乾燥室になります。

 その一番良いところにちょっとした乾燥スペースができ上りました。

 その後、二人で、それこそ3年目にして、ようやく実現した収穫を開始することができました。

 なぜか、二人とも心が弾んでいました。

 「意外とよくできているね!」

 「そうですよ、なかなか良くて、立派に育っていますよ!」

 「そうだね、今年はとてもよさそうだ。予想以上かもしれないね。やはり、続けてよかった!」

 今日の収穫は、全体の2割程度、明日も、ゆかいな収穫になりそうですね
(この稿おわり)。
komatuna
小松菜の花(2018年3月9日撮影)