お隣のMさんが、またまた珍しい貴重品を持ってきてくださいました。

 それは、獲れ立ての新鮮ワカメでした。

 「これは、よいものをいただいた」

と思い、その時居合わせたお客さんに、そのワカメを出しました。

 運よく鍋でマイクロバブル野菜を料理していたところでしたので、

 「これは運がいい」

といって、その鍋にワカメを入れました。

 するとどうでしょう。

 すぐに色が変わり、きれいな緑色になりました。

 「獲れ立ての生ワカメです。食べてみましょう」

 すでに、食事は終わりかけてお互いに満腹状態になっていましたが、このワカメの入るところは別にあったようでした。

 香り、噛むほどに出てくる味、いずれもすばらしく、思わずうなるほどの感激が湧いてきました。

 お客さんもそうだったようで、すぐにお代わりを自分で始めました。

 それまでは、自分で鍋のなかのものを取り出すことはせず、私どもが茶碗に入れたものをいただかれていました。

 同様に、私の相棒(YO)も感激したようで、かれの箸もどんどん進んでいきました。

 「これが、生ワカメの本当の味か!」

 同じ生ワカメをスーパーでよく買っていて好物になっていましたが、ここまでのおいしさはなく、

 「ワカメは、鮮度が命」

であることを改めて思い知らされました。

 「これが国東の豊かな海の幸です。棲むにはすばらしいところですよ」

 こういうと、長岡から来られたお客さんも頷かれていました。

 このお客さんには、モンドセレクション7連覇を果たした『錦』(村重酒造)がふさわしいということになり、大成研究所の発足祝いにいただいたものを開栓しました。

 錦は、落ち着いたしっかりしたおいしさが加わり、さらに進化していて、光マイクロバブル野菜の料理ともよく合っていました。

 国東の海の幸と錦、真によいコンビで最高水準の「おもてなし」ができました(つづく)。

namawakame
生ワカメ