先日のセロリに関する吃驚現象の続きです。

 そろそろセロリも終わりでしょうか。

 白い小さな花が咲き始めています。

 しかし、そのセロリの背丈が1mを越えてきました。

 現在は、4つの水槽にセロリが植えられていますが、これらを詳しく観察すると、それぞれにおいて、その成長具合が異なっており、それらが、光マイクロバブル栽培法の微妙な違いに依存しているようです。

 上述のセロリの背丈が1mを越えた分は、その栽培条件が最も優れていると思われる水路であり、ここにも、重要な意味が潜んでいるように思われます。

 さて、セロリが成長を遂げて最終段階に達すると、その真ん中に円柱状の茎が成長するようになります。

 私どもは、これを「軸の茎」、あるいは単に「軸」と呼んでいますが、この根元から約20~30㎝の部分が最高においしく、甘いことを見出すことができました。

 適度に硬く、噛むとサクサクと食べられ、甘い味がして、最高においしい、これがセロリの「軸の茎」なのです。

 この軸は、中央部に最後に芽生え、成長していく部分ですから、その栄養を大いに吸収して成長していく部分でしょうから、組織としてもしっかりしていて、これを立派に成長させて、その先端に花を咲かせる重要部分としての構成がなされているのだと思います。

 その軸の部分を細かく切ったものが、食卓に上げられていました。

 しかも、それが白かったので、最初は白ネギと間違えてしまい、なぜ、それが食卓に上っていたのかと、ふしぎに思っていました。

 ひとまず、その白セロリの軸の部分を示しておきましょう。
 
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白いセロリの軸の切片

 このセロリの白色化は、その根元部分に光を差し込まないようにして実現されたようであり、それが、茎の先端にまで及んで、珍しい白セロリへと変化していったようです。

 この軸の切片の一つを口に入れて、その味わったことがない食感に吃驚してしまいました。

 「これは何であろうか?ネギではないことは解る」

 しばらくの間は、その正体を突き止めることができませんでした。

 あまりにも絶品のおいしさゆえでしょうか、次々に口に入れて食べていくにつれて、

 「これはセロリだ!」

と気づきました。

 「そうか、これは、あのセロリの軸の部分なのか!」

 それにしても、このおいしさはみごとでした。

  「最高水準のセロリの味とは、こうだったのか!」

 食べるほどに驚き、そして感動し、その感動が、食欲をそそる、これを繰り返した夕食の一時でした。

 セロリの軸の吃驚現象、これは、決して忘れることができないですね。

 こうして、セロリの「緑砦館物語」は、ますます豊かに、そしてゆかいに展開していくようになりました
(つづく)。