先日、大成研究所竣工記念第6回連続対談が行われました。

 今回の対談者は、国東市富来(とみく)に「国東自然素材研究所」を創設された松井武明(薬学博士)さんでした。

 松井さんは、国東市富来の生まれです。

 中学校までは地元の学校に通い、高校は進学校で有名な大分の上野丘高校、大学は京都大学薬学部に進まれました。

 高校のときから、化学が好きだったそうで、それが理由で薬学部を選択されたそうです。

 根っからの勉強好き、研究好きが、さらにレベルアップし、大学院は東京大学に進学されました。

 本大学院では、薬の基礎物質に関する研究をなされ、企業のみなさんとも積極的な交流をなされ、実際に役立つ研究についても視野を広められたそうです。

 そして、大学院修了後は、シオノギ製薬の研究所に入り、さらに創薬の研究を発展されたそうです。

 その後、別の創薬会社に転職されましたが、ここでも研究を継続され、そこで定年を迎えられました。

 このように、大学から企業まで一貫して研究畑を歩まれ、研究者としての一生を貫かれた方で、科学的に物事を明察される基本が築かれている方です。

 退職後は、故郷の国東に帰られ、すぐにソーラー発電事業に取り組まれ、その成功を踏まえて、この度、自宅の近くに「国東自然素材研究所」を発足されました。

 国東には、よい自然素材がたくさんありますので、これを生かした商品開発を最初の事業として開始されたようです。

 詳しくは、国東自然素材研究所のホームページをご覧ください。

 私どもとは、光マイクロバブルに関する次の勉強会で親しくなりました。

 ①拙著『マイクロバブルのすべて』の特別勉強会

 ②株式会社ナノプラネット研究所主催の「マイクロバブル技術国東セミナー」への参加


 また、その後にマイクロバブル研究会を結成することになり、松井さんは、その結成メンバーとして今日まで活動されてきました。

 本対談においては、国東の自然素材を最高度に活かして商品化するという「国東自然素材研究所」と、水と空気という自然素材を用いた光マイクロバブル技術の更なる発展をめざした「大成研究所」がほぼ同時期に発足するという、国東においては真に珍しい出来事が起ったことを踏まえて、今後の両研究所の発展問題と、それを梃子にした地域の再生問題がさまざまに語り合われました。

 その中心的課題は、いかにして地場産業を育て、発展させることで、それを地域の再生に結びつけていくか、にあり、その解決に関する問題を、それぞれの立場から熱く意見を交わすことができました。

 この両研究所が、下記の写真のように力強く、『鬼に金棒』になるとよいですね。

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岩戸寺の仁王像(540年前に建立されたという在銘あり)