いよいよ、待望の研究所が動き出しました。

 昨日は、東京から企業の
方が来られ、共同研究の新たな進め方について、かなり突っ込んだ議論を行いました。


 本研究所を発展させるキーストーン(鍵となる礎)のひとつは、企業との共同研究をいかに発展させるかにあります。

 その実践が、早くも展開し始めましたので幸先の良いスタートとなりました。

 その企業における開発の新たな示唆を行い、それを幹として枝状に発展させることが重要です。

 聞くところによれば、その企業自体が大きく変わり始めたそうで、真にすばらしい兆しが観えてきたようです。

 このような企業との真の連携を、本研究所の活動における重要な柱の一つとして確立していくことが必要です。

 そして、光マイクロバブルの技術ィノべ―ションの創出を、これらの企業を主役にしながら発展させて行くことをめざします。

 さて、先日の記事の続きを示すことにしましょう。

 最初は、「大成研究所」という命名についてです。

 真に小さな研究所ですが、そのスタイルは完全に自前の民間組織であり、ここには難の縛りもない「自由」で満たされています。

 私どもが、好きなテーマで思う存分に研究できるわけですから、それを象徴する命名を行おうと考えていました。

 あるとき、テレビで「北里研究所」の命名のことが報じられていました。

 北里柴三郎先生が、内務省管轄の「伝染病研究所」の責任者をなされていたときに、それを文部省に移管する話が出てきました。

 先生は、移管に反対されて一人で北里研究所を設立されようとしました。

 それは、自由に、民間の研究所として残りの人生を全うするための決断でした。

 そしたら、どうでしょう。

 それまで先生に仕えていたスタッフのほとんどが、伝染病研究所を辞めて、先生の下に馳せ参じたというのですから、文部省もさぞかし、困られたことでしょう。

 「この自由と自立の精神を学ばせていただこう。それならば『大成研究所』の命名がぴったりではないか!」

 即座に、この命名が決まりました。

 次は、本研究で「何を行うか」の問題を考えました。

 すでに、私は、相棒のYO氏の下で㈱ナノプラネット研究所の研究開発本部長という役職をいただいています。

 また、㈱ナノプラネット研究所とは兄弟会社で販売をメインとする㈱ナノプラネットの代表取締役を務めています。

 これらの両企業をより高次元において支援することが不可欠であり、そのために、次の4つのプロジェクトを本研究所における「当面の重点課題」としました。

 1.洗浄(ペットなど)プロジェクト

 すでに、本ブログにおいても「マイクロバブルブレイクスルー(2950回記念)」の記事でもおなじみのように、マイクロバブルフォーム洗浄・温浴技術が徐々に普及しています。

 ワンちゃんの毛はヒトよりも3倍多く、そして3倍小さいので、汚れやすく、洗いにくいという特徴を有しています。

 この難問をマイクロバブルフォーム洗浄・温浴法で解決することができました。

 日本でトップクラスのトリマー3人から高い評価を得て、この技術が口コミでじわじわと拡散し、トリマーや飼い主さんに喜ばれています。


 2.食料プロジェクト

 今後の地球や日本において最も重要な課題の一つです。

 その第1は、高品質の農作物を生産・供給できるようにすることです。無農薬でおいしい野菜を求める声が大きくなっています。

 第2は、安全な食材開発の問題です。私たちの周囲には、健康や安全性を脅かす食品が数多くあり、それらの改善による高品質化が求められています。

 3.介護福祉プロジェクト

 これから15年の間に、日本には超高齢化社会が到来します。とくに、東京では超高齢者の絶対数が増え、その対応ができなくなることが予想されています。

 また地方では、病院やお店がなく、高齢者が暮らしていけないという問題も深刻になっています。

 このような不便な環境のなかで高齢者の医療、介護福祉問題の改善が求められており、健康で長生きをするための、生活リハビリを軸とした介護福祉が重要になっています。

 これらを踏まえ、光マイクロバブル技術を用いた介護浴装置の開発を行い、その普及をめざします。
 

 4.沖縄プロジェクト

 沖縄の食料自給率は、サトウキビを除くと、わずかに6%であるといわれています。

 基地問題に加えて食生活の問題も深刻であり、2015年の調査によれば、県民の平均寿命は46位にまで低落しています。

 1990年代まではトップクラスを占めていましたので、この四半世紀における急速な食生活の変化が、その低落の原因ではないかといわれています。

 沖縄経済は、その成長率では第1位を占めているにもかかわらず、それは、サービス産業と観光に依存していて、肝心の製造業の不振、農漁業の衰退という跛行的事態が進行しています。

 このプロジェクトにおいては、当面、農漁業を中心にして新たな技術開発を行い、その導入が検討されています。

 昨年は、3度の沖縄を訪問し、その準備を行ってきましたので、今年度は、その展開をめざします。

 以上、当面は、(株)ナノプラネット研究所、株式会社ナノプラネットと協力しながら、これら4つのプロジェクトを成功に導き、大成研究所としても、より高次の、そして適切な支援を行います。

 次回は、研究所としての「中長期の課題」に分け入ることにしましょう(つづく)。

sirotae
 
          白妙桜(国東市富久岩戸寺)