一昨日、第31回記念のマイクロバブル研究会が、緑砦館(大成研究所)セミナー室で開催されました。

 本会では、大成由音会員から、野菜栽培におけるハウスの環境条件に関する計測結果が報告されました。

 これは、ハウス内外の気温、ハウス内の水耕栽培水の水温、同じく土壌の温度の4つが同時計測されたもので、非常に興味深い内容でした。

 周知のように空気は水よりも温まりやすいことから、太陽が昇ってくるとハウス内の気温が徐々に上昇します。

 続いて、上昇するのは、土か、それとも水か。

 この場合、土のなかに差し込んでいる温度センサーは深さ2~3㎝程度ですので、土中の空気の温度を計っていると考えてもよいでしょう。

 そこで、ハウス内の空気に続いて早く上昇するのは土壌温度の方です。

 そして、これらにやや遅れて上昇するのが水耕栽培中の水温です。

 これらは、いずれも外気温よりも高く、ここにハウスの温室効果が現れています。

 また、ハウス内の温度がピークを示した後は、どうなるのでしょうか。

 おもしろいことに、ピークを過ぎた後は、高い方から次の順になります。

 内気温>水温>土壌温>外気温

 ところが、しばらく経過して夕方から夜になると、

 水温>土壌温>内気温>外気温

となります。

 水と土は、温まりにくく、冷めにくいという特性を有しており、ここに温室内での水耕栽培および土壌栽培の利点があるようです。

 みなさんは、この報告を非常に興味深く聞いておられ、それに関する質疑応答も活発になされました。 

 続いて、私は、国東特産の「ある植物」について報告しました。

 この試験栽培は、2013年から開始してきましたので、その年度ごとの結果を示しました。

 これまでに、ハウス内において、その植物の栽培が可能であること、その栽培における特徴と問題点、とくに、秋から冬季にかけての栽培の問題点と改善点などが示されました。

 これらを踏まえて、今年度における栽培計画も提示され、それらを詳しく討議いたしました。

 また、自由討議の時間においては、国東の農業の問題について、その問題点や改善方法についても意見交換がなされました。

 次回の第32回マイクロバブル研究会は、3月28日(水)18時から開催される予定です。

 奮ってのご参加をよろしくお願いいたします。

soramame-5
ソラマメの花