午前の会議が終わり、緑砦館に入って黙々と夕方まで作業に勤しんでしました。
最初は、各ハウスの点検と光マイクロバブル稼働のスイッチオンからでしたが、GFH2に入って少々驚きました。
それはいずれの野菜もよく成長してきて、水槽の上で野菜が、あたかも山盛のようになってきたことでした。
南のゾーンに設置されていますので太陽光が入りやすく、温かさも確保されているからだと思います。
しかも、この野菜を試食してみると、いずれも甘さが際立っているようで、そこに新鮮な味覚を感じました。
このところGFH3の内部の作業に明け暮れていましたので、このGFH2の野菜の成長ぶりと味には少々心を動かされました。
明日は、この様子をしっかり写真撮影しておきましょう。
次に、昨日設置したクレソン水槽の観察を行いました。
家内が山梨県甲府市のクレソン農家の栽培の様子をテレビで見たとのことで、それを聞いてひらめき、昨日、急遽クレソンの栽培水槽の設置を行いました。
クレソンの栽培に関しては、すでに、以下の展開が図られようとしていました。
①GFO3:昨年12月31日以来、栽培が続けられ、クレソンが大きく成長してきました。その背丈は1mに近いものあり、茎の太さも1.5㎝近くになっています。
これらが水槽をかなりはみ出してきましたので、その先を剪定し、それらを再移植し始めました。
②GFH3:第3水路の東端とAレーンの1水路に再移植しましたが、いずれも問題があり、よりよい移植先を探していました。
前者は陽当たりがよすぎて、萎れ気味になっていました。また、後者は、アブラムシの発生で、移植したものを撤去し、水に浸けたままにしていました。
そこで、西邸の中庭にFRPの水槽(1.2m×90㎝×40㎝)があるのを思い出し、これを清掃してクレソン用水槽にしました。
ここに、水を一杯溜めて、光マイクロバブル装置(M2-L型)とポンプを設置し、光マイクロバブルを発生させました。
上述のテレビの話では、クレソンの茎を池に投げ入れて栽培しているとのことでしたので、こちらも、その手持ちのクレソンの苗や茎を水槽のなかに投入することで「クレソン栽培水槽」としました。
ここは、露天ですので、光と酸素、そして栄養があれば、すぐに植物プランクトンが大量発生してしまいますので、以下の配慮を行うことにしました。
①太陽光が射しこむ時間帯においては遮光ネットを設置する。
②最初は、光マイクロバブルの供給のみとし、栄養が不足の場合には、液肥を少なめに与える。
③クレソンが水槽一杯に繁茂するまでは、アルミフレームの支えを設ける。
この水槽をしばらく観察していると、クレソンの集合具合によって、クレソンが水槽内をゆっくりと水流とともに周回している現象に出会いました。
ーーー これだとむらなく光マイクロバブルがいきわたることになる。クレソンがとても気持ちよさそうだ!
これで、しばらく様子を観察することにしました。
このクレソンの水面上栽培については、かつてT高専の図書館前の池において試みた経験がありました。
最初は、学生のお母さんが川から獲ってきたきた一束のクレソンが、最後には、縦2m、横4mの水槽の全面に繁茂し、それこそ、毎夕、その一束を鷲づかみにして収穫し、夕食時に、その味を確かめていたことがありました。
クレソンを食べても食べても減らない、これがその時の感想であり、思い出でした。
また、光マイクロバブル育ちのクレソンは味が非常によく、他の有名な生産地(K県S地方、T県D地方など)熊本のクレソンとの比較において断然優れていることが明らかになりました。
そのすばらしい味は、今も私の記憶のなかにあり、その味を再現できるとよいなと思っています。
クレソンには抗酸化力があり、しかも高級野菜の一つですので、これを毎日大量に食べることはありませんでしたが、この栽培が上手くいくと、それが可能になるかもしれません。
こうしてクレソン栽培も第二ステージに突入したようです。
これを「わらしべ長者」に例えると、次のようになりますね。
第1段階:転んだ際に藁を掴む、飛んでいる虫を捕まえて藁の先端に結びつける、それを子供が欲しがったので喜んで与える、お礼にミカン3個をいただいた。
私の第1段階:昨年末に一袋100円のクレソンの茎を買う、それをそのまま移植する、それが育って、その茎を倍にして再移植する、それによってクレソンをよく食べることができるようになった。
第2段階:ミカンをもらって歩いていると、高貴な服装の女性が道路にしゃがみこんで気分を悪くしていた。迷わず、その方に、ミカンを食べてくださいとすべて差し出す、そのミカンが、女性の命を救ったようで、お礼にと白い反物をどっさりいただいた。
クレソンの場合、この「白い反物」に相当するものは何であろうかと考え続けてきましたが、どうやら、それは、このクレソン水槽ではないかと思い当たりました。
私の第2段階:クレソン水槽でクレソンが大量に育つようになった。さて、「この大量のクレソンをどうするか?」が問題となりそうだ。
この先は、どうなっていくのか?
それは、クレソンが大量に育ってからの話であり、それをワクワクしながら待つことにしましょう(つづく)。
大きく成長した光マイクロバブル育ちのクレソン
最初は、各ハウスの点検と光マイクロバブル稼働のスイッチオンからでしたが、GFH2に入って少々驚きました。
それはいずれの野菜もよく成長してきて、水槽の上で野菜が、あたかも山盛のようになってきたことでした。
南のゾーンに設置されていますので太陽光が入りやすく、温かさも確保されているからだと思います。
しかも、この野菜を試食してみると、いずれも甘さが際立っているようで、そこに新鮮な味覚を感じました。
このところGFH3の内部の作業に明け暮れていましたので、このGFH2の野菜の成長ぶりと味には少々心を動かされました。
明日は、この様子をしっかり写真撮影しておきましょう。
次に、昨日設置したクレソン水槽の観察を行いました。
家内が山梨県甲府市のクレソン農家の栽培の様子をテレビで見たとのことで、それを聞いてひらめき、昨日、急遽クレソンの栽培水槽の設置を行いました。
クレソンの栽培に関しては、すでに、以下の展開が図られようとしていました。
①GFO3:昨年12月31日以来、栽培が続けられ、クレソンが大きく成長してきました。その背丈は1mに近いものあり、茎の太さも1.5㎝近くになっています。
これらが水槽をかなりはみ出してきましたので、その先を剪定し、それらを再移植し始めました。
②GFH3:第3水路の東端とAレーンの1水路に再移植しましたが、いずれも問題があり、よりよい移植先を探していました。
前者は陽当たりがよすぎて、萎れ気味になっていました。また、後者は、アブラムシの発生で、移植したものを撤去し、水に浸けたままにしていました。
そこで、西邸の中庭にFRPの水槽(1.2m×90㎝×40㎝)があるのを思い出し、これを清掃してクレソン用水槽にしました。
ここに、水を一杯溜めて、光マイクロバブル装置(M2-L型)とポンプを設置し、光マイクロバブルを発生させました。
上述のテレビの話では、クレソンの茎を池に投げ入れて栽培しているとのことでしたので、こちらも、その手持ちのクレソンの苗や茎を水槽のなかに投入することで「クレソン栽培水槽」としました。
ここは、露天ですので、光と酸素、そして栄養があれば、すぐに植物プランクトンが大量発生してしまいますので、以下の配慮を行うことにしました。
①太陽光が射しこむ時間帯においては遮光ネットを設置する。
②最初は、光マイクロバブルの供給のみとし、栄養が不足の場合には、液肥を少なめに与える。
③クレソンが水槽一杯に繁茂するまでは、アルミフレームの支えを設ける。
この水槽をしばらく観察していると、クレソンの集合具合によって、クレソンが水槽内をゆっくりと水流とともに周回している現象に出会いました。
ーーー これだとむらなく光マイクロバブルがいきわたることになる。クレソンがとても気持ちよさそうだ!
これで、しばらく様子を観察することにしました。
このクレソンの水面上栽培については、かつてT高専の図書館前の池において試みた経験がありました。
最初は、学生のお母さんが川から獲ってきたきた一束のクレソンが、最後には、縦2m、横4mの水槽の全面に繁茂し、それこそ、毎夕、その一束を鷲づかみにして収穫し、夕食時に、その味を確かめていたことがありました。
クレソンを食べても食べても減らない、これがその時の感想であり、思い出でした。
また、光マイクロバブル育ちのクレソンは味が非常によく、他の有名な生産地(K県S地方、T県D地方など)熊本のクレソンとの比較において断然優れていることが明らかになりました。
そのすばらしい味は、今も私の記憶のなかにあり、その味を再現できるとよいなと思っています。
クレソンには抗酸化力があり、しかも高級野菜の一つですので、これを毎日大量に食べることはありませんでしたが、この栽培が上手くいくと、それが可能になるかもしれません。
こうしてクレソン栽培も第二ステージに突入したようです。
これを「わらしべ長者」に例えると、次のようになりますね。
第1段階:転んだ際に藁を掴む、飛んでいる虫を捕まえて藁の先端に結びつける、それを子供が欲しがったので喜んで与える、お礼にミカン3個をいただいた。
私の第1段階:昨年末に一袋100円のクレソンの茎を買う、それをそのまま移植する、それが育って、その茎を倍にして再移植する、それによってクレソンをよく食べることができるようになった。
第2段階:ミカンをもらって歩いていると、高貴な服装の女性が道路にしゃがみこんで気分を悪くしていた。迷わず、その方に、ミカンを食べてくださいとすべて差し出す、そのミカンが、女性の命を救ったようで、お礼にと白い反物をどっさりいただいた。
クレソンの場合、この「白い反物」に相当するものは何であろうかと考え続けてきましたが、どうやら、それは、このクレソン水槽ではないかと思い当たりました。
私の第2段階:クレソン水槽でクレソンが大量に育つようになった。さて、「この大量のクレソンをどうするか?」が問題となりそうだ。
この先は、どうなっていくのか?
それは、クレソンが大量に育ってからの話であり、それをワクワクしながら待つことにしましょう(つづく)。
大きく成長した光マイクロバブル育ちのクレソン
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