昨日は、神戸高専教授・日本高専学会会長の赤対秀明(しゃくついひであき)さんを迎えて、大成研究所竣工記念の連続対談の第4回が開催されました。

 全国各地で大雪となり、じつは当日の欠航ないようにと、心配していました。

 伊丹空港は運よく晴れだったそうで、予定通りの時刻に大分空港に到着されました。

 こちらも晴れで幸いでしたが、しかし、気温は2、3℃と、未だ低く、寒い一日でした。

 12時前に大成研究所に来られ、地元産の海の幸で昼食をいただきながら、対談の打ち合わせを行いました。

 まずは、手作り野菜の前菜でした。到着の10分前に、ハウス内で育っている野菜(セロリ、グリーンレタス、サニーレタス、水菜、小ネギ、ミツバ、ハクサイ、コマツナなど)をかなり大量に収穫しました。

 これらをミックスして、大皿に山盛りの新鮮野菜がでてきたので、赤対先生は吃驚されていました。

 これをオリーブオイル、黒コショウ、塩によるドレッシングで食べていただきました。

 「今日の野菜は、かなり多いね。先生は、このような新鮮野菜をあまり食べられていないのではないですか?」

 「これはうれしいですね。こんな山盛りは久しぶりです」

 「そうですか、それはよかった」

  この光マイクロバブル野菜を、先生は相当に気に入られたようで、大皿山盛りの野菜の「お代わり」もなさっていました。

 ところで、本日のメイン料理は、生きていたホゴの刺身でした。

 一箱に生きたホゴが6匹入っていました。

 大きさもかなり大きかったので、開口一番、「これは刺身にして生のまま食べたほうがよい」ということで家内と意見が一致しました。

 おそらく、ホゴの刺身は食べられたことがないのではないかと思って尋ねてみたところ、「初物です。いただいたことがありません」という返事でした。

 柔らかいが弾力もあり、その刺身の味は最高水準のものでした。

 これで話がさらに進み、いつのまにか、連続対談の内容に関わる話へと移行していました。

 次の料理は、その新鮮ホゴの粗を用いた吸い物、柚子も入っていて絶品の味でした。

 ご飯はマイクロバブル米、これに地元産の乾燥青のりをふりかけていただきました。

 先生は、これも「お代わり」をなさっておられました。

 たっぷり2時間弱のランチタイムとなり、これで、しばしのご無沙汰を互いに埋め合うことができましたので、セミナー室に移動し、その連続対談に臨むことにしました。

 今回は、事前に互いが対談の内容について意見を持ち寄るやり取りをしていましたので、それらを参考に、次の対談の粗筋を決めました。

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対談の柱

 そのせいか、はたまた、互いに教員生活を経験してきたせいか(私は36年間でしたが、先生は、それと同じ期間の教員生活を過ごされていました)、最初の項目を語り始めると、話がどんどん進み始めました。

 昔取った杵柄とは、このことをいうのでしょうか。

 私の脳裏にも鮮やかに高専教員時代のことが次々に蘇ってきて、現役の先生と対等に高専の話をすることができました。

 それを含めて2以降の内容については、別稿において詳しく報告される予定ですので、ここでは、それを控えておきましょう。

 14時から開始して、それが終わったのは17時半、しかもほとんど休みはありませんでしたので、互いに盛り上がり、あっという間にその3時間半が過ぎてしまいました。

 その後は、大成研究所緑砦館の見学もしていただき、そこでもしばしの意見交換がなされました。

 おかげで、最近の高専の事情がよく理解できるようになりました。

 また、最後に行った日本高専学会への提言も真摯に受け留めていただいたようでした。

 最後に、この対談を通じて私が理解を深めたことを列挙しておきましょう。

 ①「地域に根ざした高専づくり」には、「地域に根ざした技術づくり」が不可欠であり、この課題をますます実践的に究明していく必要がある。

 ②高専生への企業からの求人傾向はますます高まっている。また、外国からも高専や高専生に熱い視線が注がれるようになっている。

 ③それは、高専と高専生の魅力と可能性が大いに増えていることを示唆しており、その視点からの探究を深めることが重要である。

 ④しかし、一方で貧困な予算や教員数を削減しようとする動きもあり、これらの困難をたくましく、そして高度な方法を見出すことによって解決していく必要がある。

 ⑤①~④を踏まえ、今後の高専と高専教育、ひいては日本の技術者教育の在り方については、日本高専学会を中核とした総合的で持続的な研究を粘り強く遂行していくことが重要である。

 この対談において、いくつもの刺激を受けて語り合ったせいでしょうか、就寝時間になっても頭が冴えて、しばらくの間寝付くことができませんでした。

 きっと素敵でゆかいな対談だったからだと思いました。

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サヤエンドウの花が一斉に咲き始めました