昨日、第30回記念のマイクロバブル研究会が、緑砦館(大成研究所)セミナー室で開催されました。

 今回は、記念の会でもあり、いつもよりも一段と盛り上がり、終了時間は予定の20時を80分超過していました。

 それだけみなさんが意見を出し合い、熱心に討論したからだと思います。


 まず、第28回と29回において集中的な討議を行った「まとめ」を報告し、みなさまの了解を得ました。

 以下は、その報告に用いたスライドです。
 
28-29matome
 これを受け、S会員からは、多様なファンドの可能性が存在することに関する追加の説明がありました。

 今年は、上記の課題を具体化し、その解決のための実践が重要な課題となることでしょう。

 最初の話題提供は、M会員によるものでした。

 これまでにおける新研究所の設立が着々と準備されてきた様子が、具体的に報告されました。


 この研究所の特徴は、国東の豊かな自然を生かした商品づくりを行うことにあり、それが地域の再生と発展に重要な示唆を与えるのではないかと思います。

 2つ目は、S会員から、新たな仕事の様子が紹介されました。ここは小さくない植物工場であり、行き届いた最新設備を利用したすばらしい栽培がなされているように思われました。

 また、Sさんのご厚意で、その栽培農作物の試食も行い、「おいしい」とみなさんの評価は高いものでした。

 3つ目はYOさんによって、これまでの約10年間における植物工場づくりの経緯が紹介され、それが緑砦館の植物ハウスづくりにまで到達した経緯が示されました。

 最初は、ホテイアオイの栽培から始まり、次に大きな植物工場への導入とその成果が示され、それらを踏まえて、小規模植物栽培装置の開発の経緯と、それぞれの段階における成果が、詳しく報告されました。

 また、今回の緑砦館植物ハウスには、それらの成果の到達点と現時点における最高水準の技術の粋が集約されていることが指摘されました。

 さらに、シンガポールやベトナムなど東アジアにおいて、この種の野菜工場の成功事例が事例が出始めていることにも言及がなされ、それらを含めて、今後の植物工場のあり方をめぐって議論が沸騰しました。

 最後に、緑砦館ハウスの構造的な具体的特徴もいくつか紹介され、この建築法が、これまでの植物工場の建設において、あまり先行的な事例がない、珍しいものであることも示されました。

 以上のように、いずれも興味深い話題提供が続き、その都度、議論が湧いて、それが長く続くという状況が繰り返されることになりました


 4つ目の話題提供と議論については、次回の記事で述べることにしましょう(つづく)。

緑砦館せみなーしつ
 
                 緑砦館セミナー室