本日は、晴れ、曇り、小雨、晴れ、霰(あられ)と、めまぐるしく天気が変わり、夜になると0℃前後とかなり冷え込んできました。

 日本の地中海である国東において、ここまで冷え込んでいるのですから、全国的に寒い日だったのではないかと思います。

 その寒風のなかで、午後から花壇用の土が運ばれるとのことで、午前中に、緑砦館南棟の前庭において、最後の石ころ取りを急いで行いました。

 とにかく、鍬で掘れば掘るほど、いくつもの石ころが出てきますので、これを取り切るまで、連日、みんなで作業を続けてきました。 

 おかげで、長さ12m、深さ20㎝の空間を満杯にするほどの石ころを通路に運び込むことができました。

 また、この作業においては、足腰を鍛えるとともに、腕にも筋肉が付いてきたようです。

 時には、このような手足を丈夫にする運動もよいですね。

 さて、年末の30日に、大分空港の前にある道の駅に立ち寄りました。

 その店頭に、クレソンが袋に入れられて売られていました。

 よく見ると、それは茎と葉だけで根は付いていませんでした。

 丁度、何か良い苗はないかと物色していたところでしたので、早速購入しました(一袋が100円)。

 翌日は大晦日で慌ただしかったのですが、忘れずに、このクレソンを移植しました。

 「果たして、大丈夫かな?」

 だいぶ茎と葉が萎れていましたので、果たして茎から根が出て定着できるかどうか、ちょっと心配でした。

 1日目は、何も変わらず萎れたままでした。

 2日目も、あまり変化がなく、その日の夕方に水をかけてやりました。

 ようやく3日目の朝になって変化が起き、やや元気を取り戻していました。

 その茎の下部を観察すると、白い髭状の根が出ているではありませんか。

 「もしかして、これは行けるかもしれない」

 クレソンは一袋に25本入っていましたが、それらが1本の枯れることなく、すべて定着できたようでした。

 これを目にして、

 「そうか、全部、上手く行ったか!」

 なんだか、とてもうれしくなりました。

 ところで、クレソンについては、マイクロバブル研究会員のMさんから一株いただいた折に、おもしろい話を聞いたことがあります。

 クレソンには2種類があり、それは葉っぱが丸形と細長い菱形があるそうで、私どもが育てていたクレソンは、「そのどちらか?」と尋ねられました。

 結局、その時は、そのいずれかがよく判明しませんでした。

 このクレソンを観察しているうちに、その質問のことを思い出しました。

 「丸形か、細長い菱形か?」

 こう思って、丁寧に観察してきましたが、今のところの私の判断では、「菱形が丸形に変化しているのではないか?」という結果を得ました。

 となると、これは、二種類あるのではなく、一種類のクレソンが育ち具合で変化したことになります。

 はたして、そのようなことはありうるのか?

 そのことを含めて、今少し観察を続け、その菱形が丸形に変化していくのか、その行方をより詳しく観察することにしましょう。

 今現在は、その丸型と菱形が同居していますので、こうの後者の方を注視していくことにしましょう(つづく)。

kuresonn-1
クレソン