正月元旦より、恒例の里帰りの孫3人他を迎え、にぎやかで心温まる正月の日々を過ごしております。

 昨日の夕食は、恒例のおせち料理に加えて、有名な鉄人による中華料理が出てきました。これがなかなか好評で、その味の良さをみなさん喜ばれていました。

 一種類の料理の量は少ないのですが、数はたくさんあり、しかも料理法が簡単ですので、これが人気の理由かと納得いたしました。

 しかし、それ以上に驚いたのは、わが家の光マイクロバブル野菜を正月だからと奮発していつもよりも多く山盛りで出したところ、これを「しらたまちゃん(小学校1年生)」が、パクパクとすごい勢いで食べ始めたことでした。

 「そんなに生野菜が好きだったの、すごいね!」

 こういうとうれしそうに頷いていました。

 翌日に、しらたまちゃん宅の野菜事情を聞いてみると、「いつもキャベツばかり食べている」とのことでした。

 そのお母さんいわく、「生野菜が高すぎて買えません」

 よく事情を聞いてみると、山梨の野菜の物価は、こちらの約2倍、年末から年始にかけては、平常の2倍の値段に上がっていましたので、その山梨は、こちらの平常の4~5倍になっていました。

ーーー そうか、これでは手も足もでそうにないね!

 しらたまちゃんは、子供のわりに舌が肥えていて、食べ物のおいしさがよく解っています。

 それゆえに、自分がおいしいと思った食べ物や料理法を知ると、貪欲に食べようという姿勢を見せます。
 
 獲れ立てのセロリ、水菜、各種のレタス、チンゲンサイ、サラダ菜など、どんどん口のなかに入っていきました。

 これを見て、周囲も驚くばかりで、このすばらしい食べっぷりに、みなさんも食指を動かされたようで、あっという間に山盛りの野菜がなくなってしまいました。

 「これぞ、まさに素敵な正月料理!」

 みなさんに出したかいがありました。

 さて、その緑砦館野菜ですが、昨日も紹介したように、GFH1(緑砦館北ゾーン)の2つの水路で育ててきた光マイクロバブル野菜が、ようやく一家族分ほど育ってくるようになりました。

 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の一説に出てくる「毎日、4合の玄米と少々の野菜があればよい」を実現することができるようになりました。

 この場合の「少々」は、食べっぷりのよいしらたまちゃんがいても賄えるほどの「少々」です。

 しかし、この野菜には、次の特徴があり、市販の野菜とは少々異なっています。

 今度は、その「ちがい」に少々深く分け入ってみましょう。

 ①上記の野菜は、食卓に出される直前に摘まれたものであり、いわば「獲りたて」野菜でした。

 それゆえに、萎れる、傷む、乾燥する、味が変化するなどの変質がまったくありません。

 シャキシャキ、サクサク、パリパリ、瑞々しいなどの豊かな食感を味わうことができます。

 ②無農薬野菜であり、嫌み、渋み、苦みがありません。

 苗から育てる場合には、その購入時点において、かならず2、3種類の農薬散布がなされた状態になっています。

 したがって、この時点で苗を試食してみると、それこそ、嫌み、渋み、苦みなど、好ましくない味のオンパレード状態になっています。

 この農薬栽培状態から抜け出すには、無農薬光マイクロバブル水耕栽培を20日~1か月ほど継続する必要があります。

 「最初の農薬散布の影響が抜けたかどうか?」は、それを試食してみればすぐに明らかになります。

 苗購入時点における味を記憶して、その後の時間経過とともに、その味が抜けていく過程を確かめていけばよく、私の経験では、上記のような「農薬成分味解消期間」がどうしても必要になります。

 ③水分が豊富で柔らかい、しかし噛むとシャキシャキ、サクサク、パリパリ感があり、これらの食感が最初の「おいしさ」に重要な影響を与えます。

 これらのそれぞれの「食感」については、それなりの理由がありますので、次回は、それらに分け入ることにしましょう
(つづく)。

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                   シュンギク