今朝は一段と冷え込み、起きた時にやや肌寒さを覚えた。

 しかし、新邸(「緑砦館」と呼んでいる)は、旧邸(西邸)よりも温かく、温度を計ってみたら、次の値を示した。

 外気:8.8℃
 研究室2(私の狭い仕事場、北棟):13.8℃
 寝室(北棟):15.8℃
 リビング(北棟):17.8℃
 南棟セミナー室:17.8℃

 研究室2は部屋が狭い割に大小の窓が3つもあり、どうしても外気の影響を受けやすい。

 部屋が狭いことから冷えやすい、しかし、ここを温めようとするとすぐに暖まることから、この冷えが問題になることはない。

 外気より5℃も高い、これで充分である。

 寝室は7℃、リビングに至っては9℃も高く、温かい家づくりがなされた結果といえよう。

 これは寝やすく、身体が冷えずに健康を維持できることにも結び付いている。

 この優れた断熱特性は、屋根に厚さ6㎝の断熱ボードを入れ、さらにその下に繊維状の断熱材を入れたこと、そして基礎の外にも断熱ボードを入れたことがよい効果をもたらしている。

 これによって壁や床が冷えず、それらに取り囲まれた部屋が温かさを維持できているのである。

 これらは、毎日の生活にかかわる重要な要素になることから、その実現をうれしく思っている。

 さて、ここまでは新連載の開始にあたって、それとはややずれたことを書いてしまった。

 新邸、緑砦館が便利である、ということをいいたかったために触れてしまったことであり、その便利さに関するもう一つのことをいうために、食事でいえば「前菜」に相当することとして前置きを語ることになった。

 それでは、その前菜の次のメニューは何か?

 それは、私の仕事部屋(緑砦館北棟の研究室2)から13歩で野菜栽培ハウスにいくことができるようになったことである。

 今朝から、そのコンクリート打ちがなされた土間の上を歩けるようになり、私の研究室2の大きな窓兼ドアを開け、土間におり、野菜栽培ハウスまでの歩数を調べると、それは13歩であった。

 私は、この野菜栽培ハウスのことを次のように命名している。

 「GFH(Green Fort House)」

 和訳すると「緑砦館(りょくさいかん)」である。

 ここは、緑の砦をつくる館(やかた)であり、これまでの「緑の常識」を覆し、「緑のブレイクスルー」を実現させる砦(とりで)にしたい、これが私の念願であり、それを、この命名に込めたというわけである。

 すでに、このGHFは、西邸(旧大成邸)の中庭に2つ設置されており、それらを東から「GFH1」と「GFH2」と名付けている。

 この命名法に従えば、今度できる緑砦館中庭の植物ハウスは「GFH3」と呼ぶのがよいであろう。

 本日から始まる新連載記事「私の光マイクロバブル栽培研究Ⅱ」は、これらの「GFH」と超小型の「GFO(Green Fort Oasis)」を舞台にした実践物語である。

 後者の説明は、紙数の関係で後日解説することにしたい。

 さて、本日の主題は、その13歩でいけるGFH1の野菜に関することである。

 今朝、ここに入り、外気よりも温かいことを感知した。

 「おそらく、2、3℃は高いようだ!」

 GFH1の材質は透明ポリカーボネート、断熱性能はよいようだ!

 約2か月前から、新邸の建築、引っ越しという多忙ななかで、少しずつ野菜の苗を移植してきた。

 それが増えて、今では全部で200株は植わっているであろうか。

 それらが成長し、その一部においては試食も始まっている。

 セロリ、春菊が主で、他に小松菜もあり、さらには、種から育てたレタス類も植わっている(GFH2-2、末尾の数字は、水路の番号であり、ここでは4つの水路が設置されている)。

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     今年は葉っぱがたくさん生えている春菊(葉っぱが上に向いて生えているのが特徴)

 また、GFH2‐3と4の水路にも、先日、野菜の苗を入植したので、今朝は、ここの野菜の成長ぶりを主に観察した。

 いずれの苗もよく成長していて「光マイクロバブル水耕栽培」の作用効果が目に見えて現れ始めているように思われた。

 ここでいう「光マイクロバブル水耕栽培」とは、私どもが開発した光マイクロバブル発生装置を用いて、その栽培方法にも工夫を凝らした水耕栽培法のことである。

 先日、このGFH1の東側にあった大きな壁(高さ2.5m)のすべてが取っ払われ、これらの水路の朝の光がふんだんに当たるようになり、ここが俄然、一等地に変貌することになった。

 「よく育っている。正月には、遠くからのお客さんのもてなしに威力を発揮し、とても喜ばれるであろう」

 この様子を確かめて、やや心を躍らせながら、GFH1-2で育っているセロリ、春菊、レタスなどを朝ごはん用に収穫した。

 この野菜のおかげで、今日の朝ごはんは一転して豪華版となり、そのおいしさ、新鮮さについて話の花が咲くことになった。

 「自分で育てた野菜を自分で食べる」、これが私の光マイクロバブル水耕栽培の基本である。

 あまり気取らず、真摯に、そして、ひたむきに「私の野菜づくり」を紹介していこう、これが、この連載の開始にあたっての率直な思いである。

 なぜ、その連載を思い立ったのか、それは拙い私の「ひらめき」にすぎないが、それについては、追々、この連載のなかでより詳しく述べていく予定である。

 この連載が、全国の野菜好きのみなさんにとって「刺激的」で、あわよくば「魅力的」であることが可能となれば幸いである(つづく)。

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朝摘みの光マイクロバブル野菜