先日、国東でペットのトリマーを行っているMさんが、新築祝いといって大きな俎板(まないた)を贈呈してくださいました。

 長さが93㎝、幅31㎝、厚さ30㎜の大型で、材質は銀杏だそうで、とても立派なものでした。

 これだと大きな鰆をいただいても捌(さば)けますねと話をしていたら、昨日、本当に大きな鰆が届きました。

 現在建築中の緑砦館の左官を行っているYさんが、「今釣れた!」と持ってきてくださいました。

 大きな鰆とハマチをそれぞれ一匹ずつ、体長は80㎝弱と40㎝強の立派な魚でした。

 早速、いただいた特大俎板が活躍できる時がやってきました。

 その様子を写真で示しておきましょう。
 
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鰆とハマチ

 いずれも肉付きがよく、体形も整っています。

 早速、大きい方の鰆を捌いていただき、大工さん、左官屋さん、基礎屋さんに呼びかけ、3時の休憩時間に賞味していただくことにしました。

 「釣りたての鰆は、最高の味ですよ。しかも、秋になって脂も乗ってきておいしくなっているはずですよ!」

 集まってきてくださったみなさんの目が輝いていたのは当然のことでした。

 「おいしい」、「これは旨い」、「なんとも言えない柔らかさと味だね」、「これだと酒が要りますね」など、うれしい声を連発され、楽しい3時の一時を過ごすことになりました。

 この鰆の刺身の周囲に野菜を置きたいというので、植物ハウスに野菜を採りにいきました。

 近頃は、緑砦館への移転のためにあまり多く育てていませんが、なんとか、様になる程度の野菜を収穫しました。

 みなさん、この野菜の方も関心が高かったようで、これもあっという間になくなりました。

 私も、エンサイの葉を食べてみましたが、柔らかくて光マイクロバブル特有の美味しさがありました。

 残念ながら、今回は鰆のみでハマチの方はいただくことができませんでした。

 このブリの子どもをハマチといいますが、さらに小さいものは、こちらでは「ヤズ」といいます。

 そこでインターネットで調べてみると、このハマチとヤズの区別は体長で行うようで、それが40㎝以下だとヤズと呼ぶとありました。

 そこで、その体長を計ってみると40㎝以上はありそうなので、ここでは、その定義にしたがってハマチと呼ぶことにしました。

 鰆の刺身がたくさんありましたので、ハマチの方は冷蔵し、後日にいただこうということになりました。

 また、鰆の一部は、お茶漬け用として冷凍していますので、白身魚を食べる機会がない甲府の孫たちといっしょに正月にいただくことにしましょう

 左官のYさん、いつものことながら、美味しい魚をありがとうございました。

 また、緑砦館の建築においても一入ならぬご尽力をいただき、深く感謝申し上げます。

 豊かな海の幸に加えて、今回は豊かな人情が加わり、さらに、ゆかいになりました(つづく)。