今朝は曇り、東の空は明るくなっているようで、これから回復してくるでしょう。

 緑砦館南棟(大成研究所)での仕事を開始して2日目の朝を迎えました。

 室内の気温は22℃、湿度90%、入室して最初に吃驚したのは部屋の温かさでした。

 基礎、壁、天井と十分に断熱材やボードを入れていますので、その威力が発揮されているのだと思います。

 冬場において部屋を温かくすることは、健康状態に直接影響を与えますので、とても重要なことであり、暖房費の節約も可能になります。

 今後、室内外の温度、湿度計測を行い、その断熱特性を調べる楽しみが出てきましたね。

 さて、早朝のすばらしさは、何といっても、東と北の森から、清々しい鳥の鳴き声が聞こえてくることです。

 東も北も、歩けば約20mで森に到達しますので、ここは、天空から鳥瞰すると森の端に位置していることになります。

 耳を澄ませば森の鳥の声、今も数種類の鳴き声が聞こえてきます。

 ところで、この竣工に併せて、緑砦館の外壁塗り(「そとん壁」塗り)が進行しています。昨日は、南棟の東側の壁と北棟の南側の壁塗りが行われました。

 ここでは、すでに終了している下塗りの上に仕上げの上塗りがなされました。

 この上下塗りにおけるそれぞれの役割は、その下の部分で水分の浸入防止を行い、その上部では、一旦水分がそこに水分が浸入しても乾きやすくし、さらに壁を強固にするという役割分担の効果があるようです。

 したがって、この仕上げ塗りの材料には比較的粗いシラス砂とモルタルが用いられているようで、この壁塗りはなかなか難しい、力を入れて塗る必要であると、ベテランの左官棟梁のYさんが仰られていました。

 しかし、慣れない壁材とはいえ、あっという間に、みごとな仕上げ塗りがなされ、その塗り技術にしばし見惚れていました。

 これで、その仕上げ塗りは北棟の北側の壁を残すのみとなりました。

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Yさんのみごとな壁塗り技
 
 このようにして、Yさんをはじめとして多くのみなさんのご尽力と優れた技で緑砦館の建設がなされました。

 その意味で建物は、建設関係者の努力の具現物であり、いわば、その結晶といってもよいでしょう。

 これらに応えて、新研究所にどう血を通わせ、生き生きとした生命体としての活動を、どう実現していくか、これから、その知恵と工夫をどう発揮させるか。

 いよいよ、その本番を迎えることになりました。

 静かな日曜日の朝、そのことに深い思いを寄せることができました
(つづく)。

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コスモス