新築の緑砦館には、ユニバーサルデザインを採用しました。

 このデザインの特徴は、障害者を含む多くのみなさんが簡単に使用できるようにしたことにあります。

 そのために、大成研究所への出入り口にはスロープを設け、玄関をわが家と共有にしました。

 来訪者は玄関を開け、そこで靴を脱ぐと段差のない小スロープを通り、その奥には、小さな玄関ホールがあります。

 ここに、マイクロバブル関係の展示物を置き、その壁には、写真や絵、そしてポスターなどを飾ります。

 また、左手の壁には、看板を掛ける予定です。

 すでに、「国東下村塾」の看板が株式会社ナノプラネット研究所の入り口にかけられていますので、この移動を行う予定です。

 さらに、左に曲がると左右に壁があり、ここにも、マイクロバブル関係のポスターやパネルを掲げるようにし、来訪者の関心を集めることにします。

 その廊下を進むと左手にトイレ、そして喫茶コーナー、この近くに、娘がソファーをプレゼントするそうなので、それを置くことになります。

 セミナー室の東側奥には、グランドピアノを設置します。ここの床は、そのピアノ用に床が補強されています。

 ここを拠点にして家内が音楽活動を再開するそうで、その設置後は、いつでも自前のミニコンサートを開催することができるようになります。

 そこで、早速、11月17日に開催される大成研究所竣工記念第13回マイクロバブル技術国東セミナーの交流会の最後に、この「ささやかコンサート」の企画を組み込むことにしました。

 11月17日(金) 
 19:15~19:30 大成京子 ささやかコンサート

 すでに述べてきたように、大成研究所のセミナー室は、家内の音楽サロン「リリミオン」との共同使用になります。

 この「ささやかコンサート」コンサートを契機にして、彼女の音楽活動が発展することを願っています。

 ここで、せっかくのことですから、彼女の音楽歴を少し紹介しておきましょう。

 出身は沖縄市、武蔵野音楽大学を卒業後、東京混声合唱団にソプラノとして採用され、ソリストとしても活躍するようになりました。

 その後2年を経過して、沖縄女子短期大学に講師として赴任、今度は沖縄を舞台にして活動を開始、沖縄のメサイヤの開催とともにソリストを務めました。

 1976年に山口県徳山市に、夫の私とともに移住し、長い間T高専の音楽講師をしていました。

 また、その移住後すぐに、女声合唱団「コールビリア」を主宰し、そのコーラス活動は、2012年に大分県国東市に移住するまで続けられました。

 この間、本合唱団は全国大会で賞を受け、毎年のように徳山文化会館大ホールでのコンサートが開催され、さらに故郷沖縄市でのコンサートが開催されることもありました。

 さらに、ソプラノソリストとしての活動の研鑽にも努め、今日までにCDレコードを6枚リリースされています。

 国際的にも、韓国、ドイツ、アメリカなどにおいても幅広く演奏活動を行ってきました。

 とくに、韓国においては、釜山市の女声合唱団との交流を深め、3回にわたって合同の演奏会を開催することができました。

 その際、日本語の歌が唄えなかった韓国において、日本人初の日本語での演奏を行うこともできました(その曲名は、池辺晉一郎作曲「恋する猫のセレナーデ」でした)。

 また、ハングルで「海の墓標(作曲池辺晉一郎、作詞芝憲子)」も歌われました。

 これは、戦時中に韓国から集められた山口県宇部市の長生炭鉱事故が題材とされたものでした。

 この時は、私も釜山市のホールで、この歌を聞きましたが、この合唱を聞かれた多くの韓国の聴衆のみなさんが涙を流されていました。

 このように、音楽家としてのキャリア十分の彼女ですから、再び、この新天地での活躍が期待されます。

 その意味で、新築の緑砦館には、「大成研究所」とともに、音楽サロン「リリミオン」の機能もあり、互いに刺激し合っての交流の発展をめざすことになります。

 これによって、大成研究所ブレイクスルーに芸術的作用効果が醸し出されることになりますね。

 昔から、知的巨人は、芸術をこよなく愛してきました。

 おそらく、それが大いに右脳を刺激してきたからでしょう。

 私も、その真似事ぐらいはできるかもしれませんので、彼女と大いに啓発、支援し合うことができたら幸いだと思っています。

 そしてこれから、緑砦館を舞台にして芸術的刺激にも接することが増えていくことでしょうから、その度に、ゆかいになれると、真に幸いです(つづく)。

mebana
                         中庭のヘチマの園