昨夜は、緑砦館南棟音楽室(大成研究所セミナー室との兼用)において、液晶プロジェクター、スピーカーなどの設置を行い、試運転として今年6月のコンサート(大成京子)の試写会を行いました。

 この画像は、ソニーの市販用のビデオカメラで撮影されたものでしたが、画像も音も鮮明であり、鑑賞に値する録画がなされていました。

 また、放映した壁スクリーンが抜群によく、この効果も相まってきれいな画像となっていました。

 とくに、この試写会で判明したことは、壁面が滑らかでほとんど凹凸がないために、その乱れがないこと、そしてスクリーンが大きいために非常に迫力がある画面になったことでした(幅2.2m×長さ1.5m程度)。

 これで、10月14日のコンサート鑑賞の準備が整いました。

 また、昨日は、ここにグランドピアノが搬入され、音楽室としての整備が進むことになりました。

 家内によれば、今回で5回目のピアノ移動になるそうで、ピアノも約50年の風雪を経て最後の位置が定まったことで、さぞかし喜んでいることでしょう。
 
piano
緑砦館音楽室に設置されたピアノ

 これから、緑砦館南棟においては、この音楽サロン(「リリミオン」と命名)と大成研究所で車の両輪としての活動がなされていく予定です。 

 さて、今回もやや前置きが長くなりましたが、「教え子」さんから追加のコメントが届きましたので、その回答を行うことにしましょう。

 おそらく、読者のみなさんにとっても、このやり取りの方が解りやすいのかもしれないと思って、ここで詳しく取り上げ、参考にしていただくことにしました。

  「おはようございます。ドクターの「発光現象」に関する考察ありがとうございます。が、分かりにくいですね。このままですと、小生の脳みそがスッキリするにはもう少し時間がかかりそうです」

 その通りで、物理化学的に複雑な現象を解りやすく解説するには、ご指摘のような壁があるのだと思います。あなたの脳みその啓発が期待されます。

 「①今回の考察に対する次なるクエッションですが、まず、「発光現象」が起こる際の泡のサイズはマイクロではなくナノという人間の目では確認できないところで起こるということでよろしいでしょうか?

 よくありません。前回の記事で指摘したように、光マイクロバブルの発光は、マイクロサイズの気泡において発生しています。

 これについては、実証データがきちんと存在していますので、想像の世界の話ではありません。

 しかし、ナノサイズの世界で起こる現象であるかどうか、これは確認されていません。

 ここで気をつけなければならないことは、実証データを踏まえずに、想像の世界のみで判断してはいけない、あるいは、他の現象を引用して、その単純な機械的適用を行ってはいけないということです。

 たとえば、超音波の世界で起きていることをマイクロバブル、ナノバブルの世界に機械的に適用している事例がありますが、両者における条件は大きく異なりますので要注意といえます。

 安易な類推や想像による過誤などによって、それが流布され、それが実証されないままで、最後には信用をなくす、このような事例によく出会いますので、要注意が重要です。

 ②ナノ花盛りの昨今ではありますが、マイクロでは起こらない現象がナノでは起きるのか?
 ということも小生の脳みそを混乱させる一因となります。

 私どもの見解は、マイクロバブルが親で、その子供がナノバブル、すなわち、光マイクロバブルが収縮してマイクロナノバブルとなり、最後にはナノバブルへと変改していく可能性があると推測しています。

 この推測に立脚しますと、そのナノバブル発生のメカニズムを明らかにする必要があります。

 その最初のステップは、そのメカニズムの仮説を組み立てることにあります。

 次は、それを証明する実証データを得ることです。そして、最後は、そのメカニズムに関する理論的考察を行い、それを確立することです。

 さて、あなたの脳ミソが混乱するのはもっともなことです。

 それを解消するには、次の整理が必要です。

 マイクロバブル  ➡  マイクロナノバブル   ➡  ナノバブル
 

    収縮              収縮           収縮を含めた動的挙動は不明

    発光              発光           発光が起こるかどうかは不明

          負電位増加                  負電位を有しているという報告はある

  光マイクロバブルにおいては化学反応が起こる   ナノバブルでは不明


 ③また、圧壊と爆発(言い方を変えますと破裂)とは別の定義として捉えてよろしいでしょうか?」


 ④「さて、ドクターが開発した装置で発生したマイクロバブルはそのほとんどが収縮しマイクロナノバブルそしてナノバブルに変化していくという考え方には全くもって素直に賛同いたします。

 ⑤しかしながら、まだ、ナノバブルなる目に観えない領域の話になりますとよく分からないというのが率直な感想であります。

 ⑥また、マクロバブルの収縮が進行し、最後には消滅する(溶解する?)といったことについてもよく分かりません」


 ⑦「ドクター。こういうのはどうでしょうか?。光マイクロバブルが収縮し、光マイクロナノバブルへ、そして更に収縮し、光ナノバブルに変化する。そして、ある光ナノバブルは消滅(溶解する?)。

 ⑧「その後、水中が飽和状態になると高温高圧になった光ナノバブルは消滅出来ず破裂し発光する。

 ⑨「その際に、生物に有効な何らかのエネルギーが発生し、活性を促す。ただの仮設ではありますが、ロウソクの火が燃え尽きる最後にボッと燃え上がる現象に似たものが、光マイクロバブルの正体と・・・」 

 上記③~⑥については、次回に回答することにしましょう。

 あなたの脳ミソの混乱を解消することは、とても、やりがいのあることですね(つづく)。
 
ichou
                        朝陽に輝く銀杏の若葉