今朝は、いつもよりはやや遅れてからの執筆になりました。

 ここちよい夏の朝です。

 お盆を迎え、あの盛夏も幾分和らいできたような気配です。

 まもなく、国東の自宅の周辺でも赤とんぼが舞い始めることでしょう。

 さて、昨日は早朝から、家族総出で宇佐にある墓掃除に行ってきました。

 1年ぶりでしたので、かなりの草木を切り、枯葉を掃除しました。仕上げには水をかけながら、御影石の表面をきれいに磨きました。

 最後には、持参のマイクロバブル水をたっぷりかけてあげましたので、父母、そして姉も、さぞかし喜んだことでしょう。

 続いて、実家の庭掃除に向かいました。

 ここも庭木と草花が生えていて、ここの伐採と清掃も恒例となりました。

 そして、実家に保管している荷物を、それぞれ車二台に詰め込み、満杯にして持ち帰ることにしました。

 この荷物の中身は、マイクロバブル装置の部品が入っており、それを持ち帰って不足分を補充する必要がありました。

 これらの作業が終わったのが、丁度11時。

 昼ごはんにはやや早かったのですが、これも墓掃除後の恒例となっている「うなぎ」を食べに「志おや」(宇佐市四日市の国道10号線沿いにある有名なうなぎ屋)に行きました。

 店内には、時間が早かったせいか、ほとんど客がいませんでしたが、従業員のみなさんは、とても忙しそうに働かれていました。

 それをよく観察すると、注文の仕出し弁当を作っていて、それこそひっきりなしに、その弁当を運び出す作業をしていました。

 「明日からお盆が始まるので、そのための仕出しの注文が殺到しているのだ!気持ちがよいほどに忙しい光景ですね」

 注文のうなぎが出てくるまで、談笑をしながら、横目で、この作業を眺めていました。

 Y社長は、いつもの「特」、残りの私どもは、松竹梅のうちの「竹」でした。

 私も、数年前までは、社長と一緒のものを注文していたのですが、いつのまにか、それでは多すぎるようになって、このところは4ランク下の「竹」で十分になりました。

 「やはり、墓掃除で汗を流した後のうなぎは格別ですね」

 こう社長のYさんがいうと、みな頷いていました。

 このうなぎ屋のうなぎの美味しさは、何といっても独特の「タレ」にあります。

 焼かれたうなぎに、たっぷりとこのタレと山椒の粉をかけて食べると、何とも言えない風味とコメの味が醸し出されます。

 これに、こんがり焼かれた、しかし、やわらかいうなぎが加わって、やさしく上品な味が口のなかで広がります。

 また、肝吸も出汁がよく出ていて、うな重とよく合っていました。

 「おいしいね。このタレは最高の味だよ!」

 Y社長が注文した「うな重」の「特」の写真を示しておきましょう。

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うな重の「特」

 私が注文した「竹」ですと、このうなぎの量の半分でしょうか。

 おそらく、不可能なことでしょうが、この「特」をペロリと食べてしまうほどの若さが蘇るとよいなという思いが過っていました。

 午後からは、墓掃除と庭の草木清掃で、すっかり汗を流して疲労した身体を休ませて、久しぶりに昼寝を楽しみました。

 おかげで、すっきりした気分でお盆を迎えることができそうです(つづく)。