昨日は、72回目の長崎の日、名画「母と暮らせば」の舞台となったところです。その慰霊碑は、何度か訪れた長崎大学の近くにありました。

 そして、この映画にはよく泣かされ、涙が止まりませんでした。やはり名画のすばらしさは、その涙の量で決まるのでしょうか。

 さて沖縄の親戚から、めずらしいマンゴーがたくさん送付されてきました。

 マンゴーといえば、今回の沖縄小旅行における恩納村の道の駅「おんな」でのことを真っ先に思い出します。

 まず、その店舗入ると一部屋のすべてにマンゴ--が陳列されていて圧倒されました。

 こんなにたくさんのマンゴーを見たことがありませんでした。

 しかも、ここは観光客で混雑していて、そこを通り抜けることさえ大変でした。

 ある意味で異様な光景、あたかもマンゴー部屋に分け入ったようで、ここで一体何が起きているのか、私の興味心に火がついたようで、じっくり、その観察を試みました。

 まずは、その主役のマンゴの説明から始めましょう。

 入口から入って真正面の荷台には、パック詰めされた形のよい大きなマンゴーが、山のように多数並べられていました。

 赤みを帯びた完熟前のアップルマンゴーであり、形も整い、大きさ申し分ないサイズのものばかりでした。

 値段は、1個1000円前後であり、この3、4個を箱詰めして送付しようとする客が列をなしていました。

 「そうか、最近の沖縄での一番人気の果物はマンゴーなのか」

 この光景をしばらく観察した後に、今が食べごろの完熟マンゴーを探しました。その目当ては店の一番奥にありました。

 やや小ぶりで、その値段は800円、とてもおいしそうだったので一つ購入しました。

 宿舎に帰ってから、早速一切れ食べてみると、完熟度が最高のおいしさを醸し出していました。

 こんなにもおいしいのか、その思いが、もっと食べたいという衝動を呼び起こしましたが、ここはそれで我慢、二切れ目は遠慮しました。

 マンゴーは、私にとってアレルギー食物であり、食べすぎると湿疹が出て難渋する恐れがありました。

 ほかに小さなたまごサイズのマンゴーも売られていて、これを直に拝見するのも初めてのことでした。

 さて、これらのマンゴーの種類は、「アップルマンゴー」とも呼ばれ、その国内栽培占有率は96%といわれています。

 沖縄では、このアップルマンゴーの栽培が大半であり、マンゴーといえば赤く実るものとばかり思っていました。

 しかし、今回送られてきたマンゴーは、それとはまるで違っていて、熟しても赤くならないものでした。

 そのマンゴーの写真を示しましょう。

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ペリカンマンゴー

 たしかに色は赤くなく、どうやらアップルマンゴーではないようです。

 調べてみると、これは、フィリピン原産の「ペリカンマンゴー」のようでした。

 このマンゴーを送付していただた方の話によれば、これは沖縄のある所(かれによれば、だれも知らないところ)で、しかも無農薬のままで育っていたらしく、その実は、完熟状態になり、その木の下の草むらに落ちていたそうです。

 こうなると、これは真にめずらしいマンゴーをいただいたことになります。

 せっかくだからと、上記のアップルマンゴーと同じく、一切れだけをいただくことにして、それを口のなかにいれて吃驚しました。

 無農薬栽培の完熟マンゴー、これが、「こんなにおいしいのか」と、その味に感激しました。

 無農薬栽培のせいか、まったくの癖や嫌味がなく、とろけるような柔らかさと、ほのかに甘い上品な味に心を動かされました。

ーーー おみごと、というしかない!

 今回も「二切れ目を食べてみたい」という衝動にかられましたが、最大の自己制御心を発揮させて、それを思い止まらせました。

 さて、このマンゴーをどうするのか?

 少々気になるところですが、おそらく、まだ残っていて冷蔵庫のなかのどこかにあると思いますが、詳しくは知りません。

 無農薬栽培による完熟したペリカンマンゴー、ゆかいな「ウーチアサの夏」の出来事となりました(つづく)。