このところ1日2、3回の緑砦館視察が恒例となりました。

 建築の毎日の変化がおもしろく、そして大工さんたちとの会話も勉強になって、とても有意義な時間を過ごしています。

 今回の建築手法の特徴は、前回の連結金具を用いた方法と違って、柱と梁、そして板材と角材を用いて打ち固めていくことにあるようで、出来上がっていくほどに強度とスマートさを増す工法と聞いています。

 その分、大工さんの仕事量も半端でなく、その役割が重要であることを改めて認識することができました。

 さて、真夏の炎天下のなかで、南棟および北棟の屋根が完成したとの報告を受けました。

 太陽光の照り返しのなか、その仕事の過酷ななかで板金屋さんが黙々と屋根張りをなされていました。

 この屋根は、長さ約5m、幅約40㎝のガルバノ鋼鈑が継ぎ足されたもので、これで雨露や風を防ぐことができます。

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                     完成した屋根(大工のUさん提供)

 この屋根の完成で、雨風の心配がなくなりました。

 また、2日前には窓が入り、部屋の骨格も整ってきました。

 すでに南棟においては外壁用のパネルがほぼ敷設されてきましたので、光や風の遮断が可能になりました。

 これに伴い、資材置き場および休憩用のテントが張られていた前の土地のすべてが撤去、移動され、建築中の屋内に移動できるようになりました。

 また、天井の断熱材の挿入は南棟においてほぼ終了し、これから壁の間への敷設が始まるところです。

 この高級繊維の断熱材、相当な効果をもたらすと聞いていて、冬温かく、夏涼しい空間ができ上るとよいですね。

 ところで、先日の窓の挿入を観察していたら、その窓に、めずらしい工夫がなされていました。

 そこで、その窓サッシ屋さんに説明していただくと、それは自動換気装置であるとのことでした。

 その窓の一例を示しておきましょう。

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 この窓の上部に黒い色をした隙間格子が見えます。

 これが、自動の換気装置だそうで、窓を閉めていても、そこを「開く(右端に開閉のプレートがある)」にしておけば、自然の換気が可能になるという工夫がなされていて、非常に珍しく思いました。

 どうやら、最近の窓にはこのような機能が付設されているようであり、
さすがだと思いました。

 因みに、今回の窓枠サッシの色は、ミルクホワイトに統一、外壁の白色との統一を考慮しました。

 このように緑砦館の建築は急ピッチで進行しており、完成予定の9月末まで残り2か月となりました。

 そろそろ完成後の行事や取組について検討を開始する必要がありますね。

 「おもしろきことなき世の中を、ますますおもしろくして、ゆかいに過ごせる」ようにしなければなりませんね


 緑砦館の建築に尽くされている大工さんをはじめ、みなさまの奮闘ぶりに鼓舞されて、こちらも小さくない刺激と啓発を大いに受けています(つづく)。