沖縄の夏の草花の話題から、今度はおいしい沖縄の食べ物に関する話題提供に移っていきました。

 最初は、恩納村の道の駅「おんな」で購入した「ターイモ」です。1パック360円で栗きんとん風に仕上げられていて、ほのかな甘さと柔らかさ、そして風味がなんともいえず、思わず箸が何度も進みました。

 丁度昼時だったこともあり、その未知の駅で海の水が入って来る入り江の傍にテントがあり、そこで昼飯をいただきました。

 青い空とヤシの木が並ぶ道路の光景がすばらしかったことも加えて、このターイモキントンの味は抜群の美味しさでした。

 私が、このキントンを買った時には、私の分を含めて2パックしかなく、これを食べた後すぐに、残りの1パックを確保し、一安堵するほどに拘った食べ物となりました。

 このターイモ、みなさんは食べたことがなかったので、頗る食欲を誘うことになりました。

 次に、このターイモキントンを示しておきましょう。

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ターイモ

 次は、「ジューシー」です。

 これは、こちらでいう「混ぜご飯」のことで、野菜や海草(ひじきなど)と一緒に炊かれています。また、このジューシーは、オジヤのように水分が多く柔らかい粥状のものを示す場合もあります。

 沖縄では、昔から稲作がほとんどなく、戦後も外米を利用していましたので美味しく味付けして食べる工夫が進んだのだと思います。

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 ジューシー
 
 そして、最後は、沖縄そばについての話題提供をしました。

 この麺は、「日本そば」ではなく小麦粉を使った独特の麺であり、沖縄の各地方で固有の麺の製法があります。

 なかでも、那覇の「照喜名そば」は評判がよく、かつてそば屋を営まれていた沖縄のおばあちゃんも、これを推奨されています。

 また、現在、非常に有名な「浜屋」(北谷町にあり、客が多く、いつも駐車場から車が溢れ、多くの路上駐車がなされている)のそばも、この「照喜名そば」が用いられています。

 代表的な沖縄そばには、三枚肉(豚を甘辛く煮込んだもの)そば、ソーキ(豚のスペアリブを煮込んだもの)そば(名護市が発祥の地という説もある)、野菜そば(野菜炒めを入れたものが意外とおいしい)などがあります。

 「本日は、その『照喜名そば』を沖縄から持って帰りましたので、みなさん、それを味わってみてください」

 こういうとみなさん大喜びで、とてもうれしそうに食べられていました。もちろん、沖縄そばを初めて食べる方々がほとんどであり、めずらしそうに賞味されていました。

 こうして私の沖縄報告は佳境に入り、ヘチマ栽培と料理法、沖縄の野菜事情、海産物の問題点、さらには平均寿命の急落問題、沖縄の畳産業、そして沖縄の経済構造の問題点と特徴などの問題にも触れることになりました。

 沖縄から帰ってきた、その日の研究会開催ということもあって、沖縄の事情をそのままストレートにみなさんに伝えることができました。

 さて、今回の研究会においても、新たな会員を迎えることができました。

 また、この方がアフリカのウガンダ人という、めずらしいお客さんも連れてこられていました。

 かれは、すでに10年以上も日本の北海道に住まれ、大学の先生をなされていました。専門は微生物の分野でした。

 もちろん、日本語はお上手で、素敵な発音で自己紹介をなされました。

 この新入会員とめずらしいお客さんを迎えて、研究会員のみなさんはやや緊張されていましたが、そのうちすっかり溶け込まれ、ウガンダの話で盛り上がりました。 

 なお、ウガンダのかれは、私どもの水耕栽培にも非常に興味を示されていましたので、翌日も、今が盛りのヘチマの栽培を視察に来られました。

 今回も、予定の時間を1時間超過し、終了は21時になっていました(つづく)。