沖縄2日目の午後からは、近くのスーパーにおいて野菜を中心に沖縄県産品ついての調査に出かけました。
このスーパーは、歩いて10分程度のところにあるとのことでした。
「陽射しが強そうだけど、歩いて行けない距離ではないね」
「行けますよ。歩いていきましょう!」
こんな会話を経て出かけることになりました。
しかし、いざ、炎天下で歩き始めると、その陽射しは強く、あたかも私の皮膚にくいこんでくるように感じ、あわててタオルを首筋にかけました。
こうして数分も歩いたでしょうか、向こうには目指すスーパーの看板が見えていましたが、まだ半分程度の距離を歩いたにすぎませんでした。
ーーー このまま歩いて行けない距離ではないが、少し休まないと、そのうち「やばくなる」のではないか?
そう思いながら、辺りを見渡すと「ジミー」というケーキ屋がありました。
ーーー ここは冷房されており、とにかく休んで行こう!
まさに、熱い砂に水がしみ込んでいくように、私たちは、その冷房がきいた店の中に吸い込まれていきました。
店の中には、運よく喫茶室もあり、早速、ここに滑り込みました。
折しも、飲み物は240円で飲み放題、さらに注文したケーキの値段は半額でよいというタイムセールがなされており、これを注文しました。
私が選んだのは、この店の看板ケーキである「ジャーマンケーキ」でした。
これは、チョコレートのスポンジ生地の上にココナッツを厚く載せたものですが、この組み合わせが抜群によく、心に残るハイレベルの味でした。
因みに、このケーキは、「ドイツ風(人)のケーキ」ではなく、ジャーマンさんという名の方が開発されたケーキであり、彼はアメリカの方とのことでした。
また、このケーキとともに飲んだアイスコーヒーがとてもおいしく、何杯もお代りを楽しむことになりました。
結果的に、ここで身体を冷やし、しばらく寛いでから、目当てのスーパーに向かいました。
早速、野菜コーナーに行き、沖縄県産の野菜と他府県から入って来る野菜の比率を調べました。
訪れた日によってやや異なりますが、野菜の種類で比較しますと、その比率は約1~2対9~8の割合でした。
沖縄県産の野菜は圧倒的に少なく、沖縄の野菜の大半は他府県からの輸入によって成り立っていることを知りました。
また、その移入野菜の価格を調べると、それは、大分の国東と比較して約2倍になっていました。
当然のことながら、輸入の費用も重なって割高な価格形成がなされているのだと推察しました。
かつて、那覇市にある有名百貨店の地下において店頭野菜を調べたことがありますが、そこはもっと高く3倍以上の値段であったことを思い出しました。
このような沖縄の野菜事情から、次のような問題点が明らかになってきました。
①沖縄県産の野菜が少なく、自給自足が成り立っていない。
②他府県からの輸入野菜は値段が高く、新鮮味に欠ける。
③結果的に、沖縄県民は野菜を食べなくなり、偏った食習慣に陥りやすい。
おそらく、このような野菜習慣が、最近の平均寿命の急落に関係しているのではないでしょうか。
このような指摘を行った翌日の朝刊の一面っトップに、沖縄県民の平均寿命が46位に急落という記事が掲載されていました。
かつて全国一であったのが、とうとう下から2番目に急落したのですから、これは大きなショックになる(数年前に26位になり、「26ショック」といわれていました)ことでしょう。
スーパーの野菜売り場から、沖縄の野菜事情、農業問題、そして健康問題を垣間見ることができました(つづく)。
このスーパーは、歩いて10分程度のところにあるとのことでした。
「陽射しが強そうだけど、歩いて行けない距離ではないね」
「行けますよ。歩いていきましょう!」
こんな会話を経て出かけることになりました。
しかし、いざ、炎天下で歩き始めると、その陽射しは強く、あたかも私の皮膚にくいこんでくるように感じ、あわててタオルを首筋にかけました。
こうして数分も歩いたでしょうか、向こうには目指すスーパーの看板が見えていましたが、まだ半分程度の距離を歩いたにすぎませんでした。
ーーー このまま歩いて行けない距離ではないが、少し休まないと、そのうち「やばくなる」のではないか?
そう思いながら、辺りを見渡すと「ジミー」というケーキ屋がありました。
ーーー ここは冷房されており、とにかく休んで行こう!
まさに、熱い砂に水がしみ込んでいくように、私たちは、その冷房がきいた店の中に吸い込まれていきました。
店の中には、運よく喫茶室もあり、早速、ここに滑り込みました。
折しも、飲み物は240円で飲み放題、さらに注文したケーキの値段は半額でよいというタイムセールがなされており、これを注文しました。
私が選んだのは、この店の看板ケーキである「ジャーマンケーキ」でした。
これは、チョコレートのスポンジ生地の上にココナッツを厚く載せたものですが、この組み合わせが抜群によく、心に残るハイレベルの味でした。
因みに、このケーキは、「ドイツ風(人)のケーキ」ではなく、ジャーマンさんという名の方が開発されたケーキであり、彼はアメリカの方とのことでした。
また、このケーキとともに飲んだアイスコーヒーがとてもおいしく、何杯もお代りを楽しむことになりました。
結果的に、ここで身体を冷やし、しばらく寛いでから、目当てのスーパーに向かいました。
早速、野菜コーナーに行き、沖縄県産の野菜と他府県から入って来る野菜の比率を調べました。
訪れた日によってやや異なりますが、野菜の種類で比較しますと、その比率は約1~2対9~8の割合でした。
沖縄県産の野菜は圧倒的に少なく、沖縄の野菜の大半は他府県からの輸入によって成り立っていることを知りました。
また、その移入野菜の価格を調べると、それは、大分の国東と比較して約2倍になっていました。
当然のことながら、輸入の費用も重なって割高な価格形成がなされているのだと推察しました。
かつて、那覇市にある有名百貨店の地下において店頭野菜を調べたことがありますが、そこはもっと高く3倍以上の値段であったことを思い出しました。
このような沖縄の野菜事情から、次のような問題点が明らかになってきました。
①沖縄県産の野菜が少なく、自給自足が成り立っていない。
②他府県からの輸入野菜は値段が高く、新鮮味に欠ける。
③結果的に、沖縄県民は野菜を食べなくなり、偏った食習慣に陥りやすい。
おそらく、このような野菜習慣が、最近の平均寿命の急落に関係しているのではないでしょうか。
このような指摘を行った翌日の朝刊の一面っトップに、沖縄県民の平均寿命が46位に急落という記事が掲載されていました。
かつて全国一であったのが、とうとう下から2番目に急落したのですから、これは大きなショックになる(数年前に26位になり、「26ショック」といわれていました)ことでしょう。
スーパーの野菜売り場から、沖縄の野菜事情、農業問題、そして健康問題を垣間見ることができました(つづく)。
ジミーのジャーマンケーキ
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