このところ日に日にヘチマの実が大きくなってきています。

 蔓も葉も伸びて増えるという成長期の特徴だからでしょうか、まだ実の数は少なく、昨日数えてみたら4個程度の結実でした。

 その中で、一番サイズの大きい実が、この2、3日でさらに大きくなりましたので、ここは、家族の勧めもあって、それをみんなでいただくことにしました。
 
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今年初の収穫となったヘチマ

 体調34㎝、太さが5㎝もあり、丁度食べごろの立派なヘチマでした。

 これを今日は煮込みにするというので、その料理の様子を見学しました。

 最初は皮剥きです。

 皮むき器を用いて、さっと、気持ちがよいほどに皮が剥けていました。

 次は、約5㎜程度に輪切りにしました。

 この断面を眺めると、一面白色で包まれ、種の部分も小さく、若いヘチマであることが明らかでした。

 また、水分も豊富であり、その断面から水がにじみ出ていました。

 これを鍋に入れ、スパムと豆腐を入れて弱火で煮込むだけです。

 その際、水はまったく使いません。

 それでも、ヘチマから水分が出て、汁たっぷりの煮込みができ上っていました。

 「今年の第1号、なんだか旨そうですね」

 「そうですよ、柔らかくて、みずみずしくて、これは美味しいと思いますよ」

 その煮込みの写真を示しておきましょう。

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                      今年第1号のヘチマの煮込み

 ヘチマの実がひとつでは、家族5人で食べるには、やや少ないかもしれないということで、今回の料理には豆腐が加えられていました。

 夜の撮影なので、やや白っぽく撮影されたのでしょうか。これは、ヘチマの味とは無関係ですので、ご容赦ください。

 さて、問題は、そのヘチマの味ですが、これは最高水準の、とろっとした柔らかさ、何ともいえない甘みと旨みがあり、感激するほどのものでした。

 「これは、すばらしい味ですね」

 一緒に食べていた家族も異口同音でした。

 「この味だと、どこの料理屋に持って行っても通用しますね」

 相棒のYO氏も、感激しながら、こういっていました。

 まずは、わが家の厳しい第1関門を突破しました。

 これから、次々に実を生らせるでしょうから、今年の夏は、その関門を次々に突破していくと、もしかして「ヘチマ革命」が起きるかもしれませんね
(つづく)。