先日、左官のY(兄)さんが、釣った魚をたくさん持ってきてきてくださいました。

 今回は、大きな鯛とチヌ、そしてこれまた大きなホゴ2匹でした。

 この6月から緑砦館の建設が始まりましたので、Y兄弟の方々の出番が多くなっています。

 まずは、外周のブロック塀を造っていただき、これによって土止めがなされました。

 この時、すでに造っていた東側のブロック壁を壊して撤去するかどうかが問題になりましたが、Yさんの提案で、そのまま残すことになりました。

 この場合、残すとは、基礎の下に入れてしまうということであり、基礎の強化にもなるということでした。

 しかも、この判断によって、住居全体の基礎高さが当初よりも30~40㎝高くなることになり、平家であっても高い建物になることになりました。

 この基礎高さは、現在の住居とほぼ同じになることにもなりますので、2つの中庭がほぼ同じ高さになるということにもなり、これらをどう活用するかという問題においてもよい改善となりました。

 これは現場の叩き上げの方のアイデアといいましょうか、その生きたアイデアを生かすことでよりよい建築ができあがることは、真に好ましいことといえます。

 そのYさんにいただいた鯛とチヌを紹介しておきましょう。

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 体長45㎝の大変立派な天然の鯛です。色つやや体形もよく、肉付きもすばらしく、おいしそうです。
 
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 体長40㎝の、これまた立派なチヌです。体形、肉付きも申し分ありません。

 この鯛は、初日はカルパッチョでいただき、新鮮な味と旨みに感激しました。

 そして二日目は、鯛の刺身をいただき、これまた、その味に感激しました。

 三日目は、鯛の頭とチヌの全体を鉄板焼きにしていただきました。

 また、ホゴは刺身にして、これまた美味しさに感激しながら舌鼓を打たせていただきました。

 Yさんも、私の勧めもあって初めてホゴの刺身を試食されたそうで、「おいしかった」と、その美味しさに吃驚されたと仰られていました。

 これも、豊かな国東の海の幸が取り持つ縁なのでしょう。

 Yさん、本当にありがとうございました。
 
 緑砦館の方は、引き続きよろしくお願いいたします(つづく)。