沖縄2日目の涼しい朝を迎えています。

 昨夜は、遅くまで宴がありましので風呂に入る余裕がなく、そのまま就寝してしまいました。

 そこで、今朝は、たっぷりとマイクロバブル入浴を済ませて、すっかり旅の疲れを癒しました。

 その後、久しぶりに琉球大学時代の友人に連絡し、今夕に再会することになりました。

 かれらは、沖縄を代表する経済学者の二人ですので、さて、どんな話になるやら、とても楽しみです。

 私としても、沖縄経済に関する「2つの提案」をしてみたいと思っています。

 沖縄の特殊性をどう生かすか、そして不利な条件を最高度に活かして十二分な利点に転換できるか。

 今朝ほどのマイクロバブル入浴時に、それらを熟考することができましたので、まずはかれらとの議論の沸騰が期待されます。

 そういえば、今朝の琉球新報に元大田昌秀知事に関する追悼文が寄せられていました。

 大田知事といえば、私の琉球大学時代に、現役の教授をなさっておられました。

 また、知事時代には、知人に紹介していただいた県議会議員と面会し、その場で沖縄高専設立に関する県議会での質問を依頼しました。

 幸いにも、この方は、沖縄に高専を創ろうと運動をなさった方でもあり、私の提案をすぐに引き受けてくださいました。

 その後すぐに、この質問がなされ、大田知事が「名護市に沖縄高専を設置することを前向きに検討する」という返答がなされました。

 この前向き発言に注目されたのが当時の沖縄担当の野中官房長官であり、O補佐官が、現地の岸本名護市長に説明に赴くという事態へと発展していきました。

 結果的に、この県議会質問の後に、自民党が沖縄県議会で同様の質問を行い、正式に沖縄高専設置が決まることになりました。

 私は、名護市で開催された、その設置に関する市民大会に招かれ、沖縄高専に関する講演を1000人以上の聴衆の前で行うことができました。

 因みに、沖縄高専の初代校長は、琉球大学時代の友人の糸村先生であり、親しく交流することができました。

 糸村校長ほかスタッフのみなさまのご尽力もあり、沖縄に根ざした高専づくりが発展していることが注目されます。

 さて、その友人たちとの再会の約束を終えた後に、近くにあるスーパー「かねひら」こ見学に行きました。

  日曜日の朝には、目玉商品のチラシが入るそうで、みなさんが買い物に出かけると聞かされていましたが、この言葉の通り、たくさんの買い物客が来られていました。

 早速、例によって、店頭に並べられている野菜や沖縄名物の品物を楽しく物色し、じっくりと見学いたしました。

 スーパーにおいてはたくさんの物品が居並び、何が売れ、何が売れていないかが解り、さらにそれらを通じての経済事情も察することができますので、いつもその見学を楽しみにしています。

 まず、野菜については、かなりの数において他県からの移入品が多く、県産野菜は店頭の一部にありました。

 この数種類の野菜を購入し、その味を確かめることにしました。

 また、好物のジマーミ豆腐、生もずく、そして照喜名の沖縄そばの麺も購入しました。

 それから、前回の沖縄訪問時に詳しく紹介した久米島の天然水、これが500ミリリットルでなんと39円、「ムーチー」といって餅菓子の一種が85円、それぞれ2個も買いました。

 このムーチーは山梨の孫たちが大好きなので、お土産として買って帰ることにしました。

 さて、このジーマーミ豆腐(ピーナッツ豆腐)は「かねひで」のプライベート商品ですが、これが格別においしく、沖縄に来て食べる楽しみのひとつになっています。

 大分のスーパーにおいても、このピーナッツ豆腐をよく買いますが、このジーマーミ豆腐の味には遠く及びません。

 琉球料理には、この豆腐料理が古くからあり、その伝統が影響しているからでしょうか。

 欲張って3個入りを3袋買いましたので、これをしばらく楽しみながらいただくことができるでしょう。

 生モズクについては、その量の多さと安さに吃驚しました。

 近年、モズクは沖縄の名産として全国的によく知れわたるようになりました。モズク中に含まれるフダイコンという有用物質の発見も、その後押しとなりました。

 まずは生の酢醤油でいただき、余れば天ぷらが最高ですが、どうなるでしょうか。 

 スーパー「かねひで」、帰る前にもう一度訪ねて見学をしたいとろですね(つづく)。


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                          ミニトマトの花