前回の記事で示した写真は5月19日のものでした。

 その後の経過を辿ってみましょう。

 ①露地栽培
 
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 3つ葉目の葉っぱがやや大きくなった程度の成長であり、今だ4つ葉目は発芽していません。明らかに、露地栽培のヘチマの成長速度はゆっくりと進行しています

 ②水耕栽培

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 2日前と比較しますと、次の相違が認められます。

 ①4つ葉のサイズが大きくなった。

 ②5つ葉が茎の成長とともに上方に伸び始めた。


 露地と水耕栽培では、明らかに、その成長速度に大きな違いが認められます。

 この違いは、どこから生まれてくるのでしょうか?

 そこで、水耕栽培のヘチマにおける三つ葉状態、すなわち、上記の露地栽培と同じ状態の時を探索してみました。

 水耕栽培の本ヘチマの場合、三つ葉の状態から4つ葉の発芽が始まったのは5月11日でした。

 上記の露地栽培では、まだ4つ葉の発芽がありませんので、この5月11日よりは少し前の状態と同じだと思われます。
 
 しかし、今のところ、その写真データが見つかりませんので、この5月11日を三つ葉の発芽日としておきましょう。

 そうすると、水耕栽培のヘチマは、約11日間分、成長が早いということができそうです。

 この初期における発葉状態の相違は重要であり、そのことが、その後の成長に重要な影響を与えることになるのではないでしょうか?

 今後が楽しみで、ゆかいな「ヘチマだより」になっていきそうですね
(つづく)。