今朝は早起きして、中庭のハウスと外の苗床の様子を見てきました。
朝のここちよい冷気を味わいながら、四方から聞こえてくる鶯の囀りに耳を傾け、ますます爽やかな気分になりました。
鶯は、おそらく十数羽が一斉に鳴いていて、それぞれの鳴き方が違っていますので、まるでシンフォニーを聞いているような錯覚に陥りました。
こうして、きれいな空気と鳥の囀りのなかにいると、あの都会の雑踏は何だったのかという思いが押し寄せてきました。
ヒトは便利さという「甘い誘い」を代償にして、何か大切なものを失ってしまっているのではないでしょうか。
人工的な自然のなかでは、このように、ここちよい空気を味わうことはできません。
ましてや、うっとりするような鶯の囀りを耳にすることもありません。
さて、5月の鶯が囀る頃は、ヘチマが芽生えてくる季節でもあります。
すでに、先月に植えた第1陣が二葉から三つ葉、早いのは四葉にまで成長してきました。
そして、先月終わりに植えたヘチマの第二陣が発芽してきました。
植物のなかには体内時計があるといわれていますが、この発芽は一斉であり、わずかに2、3日の違いで実現されるようです。
この発芽を受けて、今年のヘチマの入植計画の基本方針が明らかになってきました。
すでに、中庭の西にある水槽(GFO-L1)の東側に、約8株のヘチマの苗が育ち始めています。
ここでは、すでに四葉段階に達したものもあり、露地野菜とは早くも小さくない成長差を見せ始めています。
その露地物のなかから数株を、このGFO-L1に移植し、残りの株は、これから新設するGFO-L2水槽に移植を行うことにします。
また、今年は、水耕と露地栽培の比較も行いますので、その土の用意も始まっています。
すでに、第1陣のヘチマの苗を植木鉢に移植済みのものもあり、これも栽培比較に組み入れる予定です。
そこで、このヘチマほかの栽培イメージを下に示しておきましょう。
これは、中庭の中央部から東側に向かって見た配置図です。
右の水耕栽培水槽は、FRP製の中型サイズで、幅1.3m、奥行き0.85m、深さ30㎝の立派なものです。
この水槽内の東側に、ヘチマ群を入植します。
これらの根は、相当に長くなりますので(おそらく2~3mの長さにはなるでしょう)、これくらいの余裕があるとヘチマの根も窮屈さを感じることはないでしょう。
その水槽の手前には、なにか別の植物を植えることになるでしょう。
その候補としては、丘ワカメ、ゴーヤ、トマト、キュウリなどが有力候補です。
そうなるとこの水槽もにぎやかになり、互いの生存競争が激しくなりますね。
その水槽の左側には、露地栽培ポットを置き、ヘチマや丘ワカメも育てて、その比較を行います。
この南北の距離は約3.5mありますので、それらをずらりと並べることもできるでしょう。
そこで、当面の課題は、このGFO-L2水槽の内部装置を整備することです。
何もせずに水だけを入れたのでは、植物たちはかってに成長して、最後には収支が付かない状態に陥ってしまいます。
その設計、材料選定と確保、実際の施工という順に進めていく必要があります。
これから、水耕と露地栽培の比較を行いながら、その都度ヘチマ他の成長具合を報告していくことになります。
その最初の報告として、昨日のヘチマの成長比較を示しましょう。
両写真のなかに示されているスケールの大きさを合わせて比較しています。
両者においては、このように早くも大きさの違いが生じています。
これは、露地栽培では起こりえないことが水耕栽培で進行していることを示唆しているのではないかと思います。
この差異は、なぜ起こるのでしょうか?(つづく)
朝のここちよい冷気を味わいながら、四方から聞こえてくる鶯の囀りに耳を傾け、ますます爽やかな気分になりました。
鶯は、おそらく十数羽が一斉に鳴いていて、それぞれの鳴き方が違っていますので、まるでシンフォニーを聞いているような錯覚に陥りました。
こうして、きれいな空気と鳥の囀りのなかにいると、あの都会の雑踏は何だったのかという思いが押し寄せてきました。
ヒトは便利さという「甘い誘い」を代償にして、何か大切なものを失ってしまっているのではないでしょうか。
人工的な自然のなかでは、このように、ここちよい空気を味わうことはできません。
ましてや、うっとりするような鶯の囀りを耳にすることもありません。
さて、5月の鶯が囀る頃は、ヘチマが芽生えてくる季節でもあります。
すでに、先月に植えた第1陣が二葉から三つ葉、早いのは四葉にまで成長してきました。
そして、先月終わりに植えたヘチマの第二陣が発芽してきました。
植物のなかには体内時計があるといわれていますが、この発芽は一斉であり、わずかに2、3日の違いで実現されるようです。
この発芽を受けて、今年のヘチマの入植計画の基本方針が明らかになってきました。
すでに、中庭の西にある水槽(GFO-L1)の東側に、約8株のヘチマの苗が育ち始めています。
ここでは、すでに四葉段階に達したものもあり、露地野菜とは早くも小さくない成長差を見せ始めています。
その露地物のなかから数株を、このGFO-L1に移植し、残りの株は、これから新設するGFO-L2水槽に移植を行うことにします。
また、今年は、水耕と露地栽培の比較も行いますので、その土の用意も始まっています。
すでに、第1陣のヘチマの苗を植木鉢に移植済みのものもあり、これも栽培比較に組み入れる予定です。
そこで、このヘチマほかの栽培イメージを下に示しておきましょう。
これは、中庭の中央部から東側に向かって見た配置図です。
右の水耕栽培水槽は、FRP製の中型サイズで、幅1.3m、奥行き0.85m、深さ30㎝の立派なものです。
この水槽内の東側に、ヘチマ群を入植します。
これらの根は、相当に長くなりますので(おそらく2~3mの長さにはなるでしょう)、これくらいの余裕があるとヘチマの根も窮屈さを感じることはないでしょう。
その水槽の手前には、なにか別の植物を植えることになるでしょう。
その候補としては、丘ワカメ、ゴーヤ、トマト、キュウリなどが有力候補です。
そうなるとこの水槽もにぎやかになり、互いの生存競争が激しくなりますね。
その水槽の左側には、露地栽培ポットを置き、ヘチマや丘ワカメも育てて、その比較を行います。
この南北の距離は約3.5mありますので、それらをずらりと並べることもできるでしょう。
そこで、当面の課題は、このGFO-L2水槽の内部装置を整備することです。
何もせずに水だけを入れたのでは、植物たちはかってに成長して、最後には収支が付かない状態に陥ってしまいます。
その設計、材料選定と確保、実際の施工という順に進めていく必要があります。
これから、水耕と露地栽培の比較を行いながら、その都度ヘチマ他の成長具合を報告していくことになります。
その最初の報告として、昨日のヘチマの成長比較を示しましょう。
両写真のなかに示されているスケールの大きさを合わせて比較しています。
両者においては、このように早くも大きさの違いが生じています。
これは、露地栽培では起こりえないことが水耕栽培で進行していることを示唆しているのではないかと思います。
この差異は、なぜ起こるのでしょうか?(つづく)
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