前回の奮闘編の記事から1週間が経過しました。

 この間、露地栽培における苗づくりが進行してきました。

 その現在の状況を最初に紹介しておきましょう。

 その露地栽培の苗床を、略称で「OD」(outdoors)と呼ぶことにしましょう。

  そのODの現状は次の通りです。

 ①OD1:60×120㎝
 現在、青しそちりめん、ヘチマ、丘ワカメ、ミツバ、ネギ、大葉などが露地栽培されており、それらが苗としての成長サイズになってきましたので、順次水耕栽培水路へと移植されています。

 ②OD2:60×120㎝
 先日、種を撒いた分が芽を出し始めました。その背丈は2、3㎝程度です。

 待望のヘチマの第二陣や丘ワカメの芽も出てきました。

 ③OD3:60×40㎝

 設置場所は中庭のテントの下ですが、わずかに二葉が顔を出してきました。

 ここでは、
大葉ニラ、イタリアンパセリ、青ちりめんしそ、しそ青ちりめんが植わっています。

 ④OD4:60×40㎝
 設置場所は、屋外の東側の庭です。ここには、他にも大根葉や大葉などの苗が育っています。
 
 ほかに3つの苗床もあり、これから、それらにも種まきをするために、土の整粒を行っています。そして、ここでもわずかに芽が出始めました。

 それらは、ベビーリーフ、サニーレタス、ベビーリーフカラフルミックス、大葉青しそです。

 このように、今年は、種まきから苗を育てるという作業がかなり進み始めました。

 安定して、ハウス内の水耕栽培を行うための措置であり、これでわざわざ、ホームセンターに行って苗を購買する必要が徐々になくなりつつあります。

 しっかりした栽培用の土と種を確保できれば、販売されている苗と同様のものを育てることができますので、かなりの経費削減にもなります。

 とくに、レタス類については、ツルタの種を育て始めてから、その優位性はますます明らかになりました。

 なにしろ、ホームセンターレベルでは、サニーレタスやサンチュ程度の苗しかありませんので、高級レタスの栽培はできませんでした。

hatuga20170517
                      発芽の様子(OD2)

 さて、これは何の発芽でしょうか。

 これから成長するにしたがって、その正体も明らかになってくるでしょう。

 ゆかいに、それを見定める日を待つことにします


 5月は、その発芽に最も適した季節です。

 これから、このように新しい生命の誕生が次々に表出してくるでしょう。

 楽しみですね
(つづく)。