いただいたネギの試食が続いています。

 そのいくつかを紹介しましょう。

 先日の生食から、今度はネギを温めた料理がよいでしょう。

 最初に頭に浮かんだのは、ネギのソテー料理です。

 
ソテー: sauté)とは、「平たいフライパンに少量の油を用いて比較的高温で火を加える調理法」のことです。

 この料理法は、最近、テレビのコマーシャルでよく出てきますので、それを真似て、マヨネーズをを用いた「ネギソテー」を作ってみました。

 これに、テレビの通りにスクランブルエッグも添えてみました。

 温められたネギは、より柔らかになりますが、しかし、ネギのシャキシャキ感は変わらず、噛むほどにネギの香りと味がじわっと出てきて、かなりの水準の料理になります。

 「これは、旨い。ネギの量が半端ではなく、たっぷり味わえるのもいいね」

 「なかなか料理が上手いじゃないですか」

 こうおだてられて、「また作ってみよう」という気持ちが湧いてきました。

 今度は、日本酒か白ワインを少し加えてみるのもいいですね。

 とにかく、病みつきになりそうな料理でした。

 次は、鍋や汁ものに入れてみました。

 約10㎝に切られたネギを、さっと温めて食べます。

 この場合、鍋でも汁でも、他のものよりもネギが優先されて食べていくことになります。

 それは、ネギが格段においしいからであり、ヒトはおいしいものから優先して食べる習性があるようで、そのことを、こにネギにおいても確認いたしました。

 我ながらおもしろい現象だと思って、周囲を観察すると、みな同じで、それを見ているうちにゆかいになりました。

 このネギ、ただ今東京で試食を受けている最中であり、その結果が待たれるところです。

 下図は、ネギ貝汁です。

 美味しい順に、まずネギをいただいてから、汁を吸い、アサリをいただきました(つづく)。

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                          ネギ貝汁