先日、近隣の梨園を見学しました。

 「見学なさるのではあれば、今が見頃ですよ」

 「梨の花を、生まれてこの方、一度も見たことがありませんが、どんな花の色なのですか?」

 「白です。花の形はサクラによく似ています」

 「ぜひとも見たいものです」

 3日間降り続いた雨が明けるのを待って、青空が顔を出してきたことから、その梨園にみんなで出かけました。

 その場所は、国東市役所を過ぎて左折して林野に入ってくるまで約10分のところにありました。

 小高い丘の部分に、その梨園があり、そこから北の方角には海上に姫島がよく見えていました。

 梨園は、その丘の日当たりのよい斜面にありました。

 手前が一番高く、そこから下った、およそ幅80m、奥行き100mにわたって、梨の白い花が咲いていました。

 何しろ、生まれて初めて梨の花を見るのですから、その壮観な眺めを前にして、そのまま心を奪われてしまいました。

 豊水、秋月、新高など、ここには4、5種類の梨が植わっていました。

 木の背丈は、丁度ヒトの背丈程度に調節され、その頭上あたりに太い針金のネットが四方に張り巡らされていました。

 
「これは、みごとな光景ですね」

 「いつもは、サクラと同じ時期に梨の花が咲くのですが、今年は、サクラの方が早く速く咲きました」

 この梨園の奥には、これまたみごとなサクラの大木が数本あり、丁度満開の頃を迎えていました。

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梨 園

 写真は、一斉に花が咲き始めた梨園の様子です。右手の丘の上から、左手の奥にある谷の手前まで、この梨園が続いていました。

 また、正面の林の左奥側にも、この梨畑がつながっているとのことでした。

 後2、3日もすると、この梨の花が満開になるそうで、より一層の白いじゅうたん模様ができるのだそうでした。

 この梨の花の下を散策し、その花の写真をたくさん撮りました。

 心が穏やかになり、晴々とした気持ちになりました(つづく)。