第1回ナノプラネットゼミのプログラムは、次の通りでした。

 講演1 呼吸法と健康

 講演2 食と農業について

 講演3 会社での過ごし方

 講演4 新築のハウスの設計について

 講演5 農業競争力強化プログラムについて

 このように、真に多彩な演目でした。

 案の定、各講演における持ち時間が足らなくなり、仕方なく討議の時間を途中で打ち切ることになりました。

 それぞれの内容については、その要約を以下に示しておくことにしましょう。

 
講演1:スポーツと歌の呼吸法がよく似ていておもしろい。実際の呼吸法をみんなで体験的に学習、これはいいやという声が相次ぎました。足の親指に重心を移して腹式呼吸を行う、鼻から上の方で声が出る感覚を習得する、これらは大変勉強になりました。

 講演2:農作物の栽培法の改善、農薬問題、実際の果物栽培支援、それらの作物を食として生かす料理法など、多岐にわたる内容の報告がありました。 

 講演3:東京における大手企業、中堅企業という2つの会社での実体験を提示しながら、それらの職場において学んだことが報告されました。現在は、3つ目の会社に就職しており、それらとまるで違う会社の過ごし方をしているので、前の会社の教訓をいかに適用するかについての討議がなされました。

 講演4:近くに建築予定のハウスにおける具体的な設計の内容についての報告がなされました。これは、モデルハウスとなりますので、これまでの技術の粋を集めることになります。当然のことながら議論が沸騰するなかで新たなアイデアも湧いてきて充実した討論になりました。

 講演5:政府と与党の13項目にわたる競争力強化のプログラムの検討を行い、それで果たして世界に勝っていけるのか、そのことに関する討議がなされました。また、このプログラムに関する全農改革の具体例が示され、その討議もなされました。
 

 最後は、時間が無くなり、途中で終了、結局、もう少し時間を確保することが必要ということが明らかになりました。

 今回は、14時開会、終了は17時半の3時間でしたので、次回は13時開催で4時間半の時間帯を確保する必要がありますね。

 次回は、4月15日(土)の開催予定、マイクロバブル研究会のみなさんにも参加を呼び掛けたいと思います。

 ゼミ終了後は、国東市鶴川にある和風レストラン「ゼッコ」に集まりました。ここでの会食時間が予約されていましたので、ゼミの終了は17時半と決められていました。

 学んだあとは、みんなで食事会、これは、とても魅力的な企画として受け止められたようです。

 この日は予約者が多く、異例にも、事前に電話での注文を受けていました。

 私どもが予約する日は、他にも大勢の予約が入るようで、ゼッコの定員が、私どものことをラッキー予約者という主旨のことをいって喜んでおられました。

 来店の折、私が育てたセロリを持参し、「味を試してください」とお願いしたところ、マスターのNさんはとても喜んでおられました。

 最初に出てきたのは刺身、私が格別においしいと思ったのは地元産の赤エビでした。みんなに悪いとは思いながらも、それを一人でいただきました。

 次は、大分名産の「から揚げ」でした。これの揚げ立ちは絶品の味でした。さすが、衣の漬け方、からっと揚げた具合に舌鼓を打ちました。

 続いて、生春巻きほかが出てきましたが、なんといってもすばらしかったのは最後の鯛めしでした。

 とくに今回の鯛めしはすばらしいとの感想もあり、その訳を聞いてみると、大きな鯛の骨で出汁を作ったとのことでした。

 こうして、ナノプラネットゼミの第1回のすべてのイベントが終了しました(つづく)。
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ブロッコリーの花