一昨日、シラタマちゃんから直接電話がかかってきて、1年生になったよという報告がありました。

 また、「虫の図鑑」がほしいとのことで、入学祝にプレゼントすることになりました。

 この子は図鑑好きであり、いつも、時間さえあれば図鑑を観ていると、お母さんがいっていました。 

 自分の本棚には、恐竜や星、なぞなぞなど7冊の図鑑が並んでいるそうで、今度虫の図鑑が加わると8冊目になりますね。

 そのシラタマちゃんも、とうとうピカピカの1年生になりました。

 その1年生ぶりが校門の前の記念写真に示されていました。

 大きなランドセルが肩からはみ出していました。

 帽子は、ぶかぶかで、その庇が眉毛のすぐ上にまで降りていました。

 朝夕、徒歩で約30分の登下校だそうで、その分早起きをして、少し時間的に余裕があったから電話をしてきたのでしょう。

 シラタマちゃんが生まれたのは、2011年2月、その約1か月後に3.11の大地震が発生しました。

 この時、生後1か月のシラタマちゃんの世話をしていたそうで、その地震で風呂の水が揺れて天井まで舞い上がっていたそうです。

 せっかくですから、シラタマちゃんが、「ちべ」と呼ばれるようになり、そして1年生になるまでの軌跡を追ってみることにしましょう。

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生後6か月のシラタマちゃん

 丸顔で透き通った色白、目が大きかったことから「シラタマちゃん」と呼ばれるようになりました。

  この頃、私が、彼の行動において最も印象深く思ったことが2つありました。

 その一つは、ハイハイを始めたころで、まだ足で床を強く蹴ることができず前に進めないことを、涙を流して悔しがっていたことでした。

 私は、泣きながらハイハイをする赤ちゃんを見たことがありませんでした。

 二つ目は、目の前のものをじっと見つめることでした。この写真のように目を真ん中に寄せて見つめるのです。

 あるとき、シラタマちゃんを抱いて、甲府駅前の向かって左側にある交番所の前を通ったことがありました。

 そこでお巡りさんが立っておられました。

 おそらく、これも仕事のうちでしょうから厳しい表情をしておられました。

 シラタマちゃんは、このお巡りさんに興味を抱いたらしく、かれの顔をじっと眺めていました。

 そこで、せっかくだからと思い、お巡りさんの前まで抱いて連れていき、目の前で対面させました。

 すると、どうでしょう。

 それまで厳しい仕事の顔をされていたお巡りさんが急に表情を崩され、にこっと笑ったではありませんか。

 当のご本人の方は、それでも表情を変えずに、じっと眺めていましたが、とても面白い一コマでした。

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一歳5か月のシラタマちゃん

 
生まれてすぐは、恐れや泣くことしかできなかった赤ちゃんが、脳の発達に伴って、人間特有の笑うことができるようになります。

 よく笑い始めたシラタマちゃん、その笑顔が素敵でした。
 
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1歳11か月のシラタマちゃん
 
 何事にも興味を抱き、絵本が好きで、毎晩寝る前に3冊見るようになりました。よく歌い、よく踊るようになり、お菓子作りにも挑戦するようになりました。

 必要な時に、特別に大きな声を出して呼べるようになりました。

 とにかく、片時も休まず、モノをいい、身体を動かすようになりました。

 これに一役買ったのが、父親による手作りの小型滑り台でした。

 これが、リビングに常設され、それこそ四六時中、かれは、ここに上り、下っていました。

 そのうち、滑り台を下から登りはじめ、アクロバットな姿勢を楽しんでいました。

 じつは、この上り下りの度に、足(とくに、足の親指)から脳への刺激が伝わり、脳の発達を促進させていたのでした。
 
 足の筋肉が鍛えられ、体のバランス感覚も養われました
(つづく)。