6つ目は、研究会員のMさんらの協力を得て、新たな研究開発補助金の申請を済ませたことを報告したことです。

 じつは、Mさんの友人で、その業界では日本を代表するお二人が来訪された折に、M研究会員を含めた3人に協力のお願いを行い、その快諾を得ていましたので、今回の申請へと進むことになりました。

 この補助金においては審査がありますので、何ともいえませんが、その暁には、かなりの水準の装置開発、あるいは、それを用いた技術の開発がなされますので、「乞うご期待」というところでしょうか。

 これで、研究会員Mさんを軸とした活動の展開が可能になりますので、自ずと研究会活動の質的アップと拡大を実現できることになるでしょう。

 7つ目は、2017年における最初の研究会ということもあり、今年の目標も含めた前向きの話をすることにしました。

 じつは、その3日前に、ある企業の方々の訪問があり、その折に「マイクロバブル技術の展望」を語ってほしいという要望が寄せられていましたので、それ用のスライドを作成してプレゼンを行ったところでした。

 そのなかの2017年における4つのプロジェクトについて、その概要をやや丁寧に解説しました。

 その4つのプロジェクトとは、次の通りです。

 ①プロジェクト-D 食材開発であり、昨年度から継続しているもので、今年はかなりの展開が期待されます。

 ②プロジェクト-P 生物洗浄に関するものです。

 ③プロジェクト-K 介護・福祉関係の装置開発に関するもので、4月に大阪のバリアフリー展への出店を計画しています。

 この展示会には約10万人が参加されるそうなので、かなりの反響が期待されます。

 ④プロジェクト-V 植物栽培に関するもので、今年の夏から、我が家の庭にモデルハウスを設置してから、それを拠点にして展開を図ろうとしています。

 このように、今年は、かなりのプロジェクトの実践が行われる予定ですので、にぎやかになりそうです。

 8つ目は、O研究会員によって、昨年12月に行われたマイクロ・ナノバブル学会の紹介、そして、そこでの講演発表の紹介がありました。

 これは、中津市にある介護老人保健施設との共同で行った研究の成果でしたが、その施設を運営している方の発表に次ぐもので、上記③に関係する発表でした。

 これから15年は、超高齢化社会が進行していきますので、この発表内容は非常に時代に適合したものでした。

 これについては、研究会員の方々の関心が高く、さまざまな質疑応答と討議がなされました。

 また、研究会の当日には、上記の展示会を斡旋するNEDOの方々の来訪もあり、その展示会に臨む説明もなされていました。

 その後、約1時間、地元産のもち米で作った赤飯をいただきながら、自由討論を行いました。

 今回も終了時間を約1時間オーバーしていました。

 なお、今回の研究会には、飛び入りで茨木から来られた方の参加もありました。

 次回の第19回研究会は、2月22日(水)と決まりました。

 次回においては、この夏に行われる予定の記念の研究会やシンポジウムの件が検討される予定です(つづく)。

 
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                          サヤエンドウの葉