東京からのお客さんを迎えることになり、久しぶりにカレーライスを作ることになりました。

 以前は、近くに住んでいた今は亡き姉が、このカレーを好まれていましたので、それこそ、毎週土曜日になると作っては持って行って食べていただきました。

 「おいしい!」を連発し、「レストランで食べているようだ」とよく仰られていました。

 さて、今回のその出来栄えはどうだったでしょうか。

 まず、玉ねぎを用意しました。たしか、買い置きがあるとかで、その大きな玉ねぎの数を数えていただくと13個ありました。

 「せっかくだから、この全部を使おうか」

 玉ねぎの皮むきから始まり、それを4分割してミキサーに入れていきました。

 以前は、包丁で細かく切り刻んでいましたが、その必要がなくなり、このミキサー使用で作業が一気に進むようになりました。

 ミキサーでペースト状にされた玉ねぎを、その都度大きな鍋に移し、弱火で温め続けました。

 続いて、ニンニク、その塊を10数個をミキサーに入れて微細化しました。

 最後はニンジン、これも大きなものを4本、同じくミキサーにかけてペースト状にしました。

 その際、少し水を加えるとミキサーで混合しやすくなりますので、ここでマイクロバブル水を使いました。

 幸運なことに、国東の両子寺の麓の走水観音水が残っていましたので、それをマイクロバブル水にしていました。

 これによって、より上質のマイクロバブル水を使用することができました。

 私のカレーづくりの決め手は、この大量の玉ねぎとマイクロバブル水の2つを使用することにあります。

 さすがに、大玉ねぎ13個は多く、大きな鍋2つを用いてカレー作りをすることになりました。

 玉ねぎ、ニンニク、ニンジンを加えたペースト状のものを弱火で温めながら、煮ては混ぜ、を繰り返しました。

 やや色が変わってきたところで、マイクロバブル水をたっぷり加えて、さらに煮込みます。

 このマイクロバブル水を注入することによって、玉ねぎ、ニンニク、ニンジンのエキスが出やすくなります。

 これは辰巳芳子さんによる「命のスープ」の作り方から学んだものです。

 弱火でじっくり、玉ねぎとニンジンを煮ながらエキスを出させる、その「手助け」をマイクロバブル水が行うというところが注目点といえます。

 このスープ液が煮詰まったところで、コンソメなどの出汁を少量入れます。

 次はジャガイモ、これは比較的大きめに切って入れました。

 さて、カレーのルーですが、今回は、たまたま買い置きがありましたので、Hachiの「カレー専門店のカレールー」を用いました。

 たしか、他のカレー粉もあったはずだと思って探しましたが、それが見つからず、今回はこれだけにしました。

 最後に、これも買ってきていただいた牛肉があり、今回は、これを入れることにし、弱火で約1時間煮込みました。

 午前10時ごろにカレー作りを始めましたので、合計2時間かかりました。

 さて、問題の味の方はどうか?

 「何か足りないな?」

 スパイス系が足りないのではないかと思って、それを加えました。

 また、隠し味として、今回はマヨネーズを少々足しておきました。

 そしてさらに30分、弱火で煮込みました。

 ここで試食、これは料理人の特権で、真っ先に、その味を試すことができます。

 ややおとなしい味になりましたが、今回は、これで食べていただくことにしました。

 夕方まで、時々火を入れてかき混ぜて、さらに煮込みました。

 さて、みなさんの評価は、どうだったか?

 そのなかに、カレーはあまり食べないという方もおられましたので、その彼女の反応に注目していたら、その食事が進んだところで思わず「おいしい」を連発されていました。

 それを聞いて、こちらも気分がよくなって、その作り方を紹介すると、大玉ねぎ13個には吃驚仰天されていました。

 マイクロバブル水については、よくお解りにならなかったようでした。

 ところで、私や家族にとっても、このカレーはとても便利です。

 それは、他の料理づくりが不要になるからです。

 すなわち、朝昼晩の食事をカレーにしても、誰も文句をいいません。

 一番、口うるさい私がいうのですから、間違いはありません。

 ですから、私がカレーを作るというと、真っ先に喜ぶのが家内です。

 それに1日、1日と時間を経過するごとにカレーの味がよくなっていきます。

 大きな鍋ごと冷蔵庫に入れて、それを取り出しては食べるというサイクルが生まれます。

 「今日は、さらにおいしくなっているね!」

 「そうですね。おいしくなっていますよ!」

という会話が自然に生まれます。

 このカレー、今は亡き父母に、そして姉には、もっとたくさん食べていただきたかったですね


 しばらくは、このマイクロバブルカレー生活をゆかいに楽しむことになりそうです(つづく)。
shokudao
燭台とローソク