今年も、おだやかな正月元旦を迎えることができました。

 みなさまにとって、今年もご幸福で実り豊かであることを願っています。

 真に、ささやかですが、本ブログを通じて、私のマイクロバブル旅日記を披露することにしますので、どうか、よろしくお願いいたします。

 さて、新年を迎えるにあたって、昨年末の記事の続きが残っていましたので、そこからの開始となります。

 以下、よろしくお願いいたします。

 
 最初は、小さな実験から始まりました。

 しかも、その実験は、約7年前にも同じように行われ、よい結果が得られたにもかかわらず、それで終わりとなっていました。

 それ以上の進歩については、きっと「機が熟さず」という具合だったのでしょう。

 今回も、そのような可能性が無きにしも非ずでしたので、その実験もあり合わせの装置を用いるしかありませんでした。

 しかし、この実験においては、よりマイクロバブルの発生量を多くしたこと、そして可視化の実験データも加わったこともあって、より重要な成果が得られることになりました。

 「今回の実験の結果は、かなりよかったそうですね」

 「はい、先方も、かなり満足されています」

 「これが、実用に向かうとよいですね」

 「そのとおりです。次は、もっと大きな装置で実験をしてみたいという意向も聞いています」

 「そうですか。その折には、それに適用する装置の方の工夫も重要ですね」

 「この前のような具合にはいきませんね」

 「何か、良い装置はありますか。その実験のために特別に装置を製造することはできませんが、なにかあり合わせの丁度良い装置がありますか?」


 「あります。今度試験的に製造した装置がありますので、それを使うのがよいと思います。サイズも容量もぴったりだと思います」

 「それは、よいものがありましたね。それなら、うまくいくかもしれませんね」

 このような会話を経て、2回目の実験が実施され、ここでも、事前の予想を超えた驚くほどの結果を得ることができました。

 それにしても、みごとな結果に、私自身も少々驚かされることになりました。

ーーー なぜ、こんなに上手くいったのであろうか?

 私の頭の中では、この実験の最中のマイクロバブルの挙動が、リアルなイメージとして浮かび上がってきました。

ーーー ここで、何が起きたのか?

 私は、可視化された拡大画像のイメージを総動員させて、そこにマイクロバブルの発生状況を想像させ、必死で、そこで発生した現象について考察を試みようとしていました。

 冷静に考えてみれば、そのような想像で答えが見つかるはずもないのですが、これはマイクロバブルのことを考える時の私の癖のようなものでした。

ーーー そうか。そういえば、同じような現象は、他においても出現しているし、このようなことが起こっても何らふしぎなことではない。

 これは、その現象がより強調されて鮮やかに出てきたことではないか?

 こう考えれば、自然に納得できる、いや、きっとそうに違いない。


 新しい現象を認知する時には、いつもこのような試行錯誤を伴う思考回路が出現してきます。

ーーー もしかして、これは上手くいくかもしれない。

 私の脳裏には、このような思いが、しだいに湧き始めていました(つづく)。

 
kouhaku-2
紅い実