先日、大分空港の2階にあるお土産コーナーに行く機会がありました。

 何か、めずらしいものはないかと物色していたら、「塩あみ」という地元の名産を見つけることができました。

 これは文字通り、あみを塩漬けにしたものですが、子供の頃によく食べていました。

 そのころの味と同じかと思って食べてみたところ、ほとんど変わりませんでした。

 かなり塩味が強く、熱々のご飯の上にわずかに載せて食べていました。

 ここまでは、子供の頃の食べ方、そのものでした。

 ところが、それからしばらくして、被やご飯があったので、これに、その塩あみを載せて電子レンジで温めてみました。

 すると、この塩アミまでが温められて、その味が微妙に変化していることに気づきました。

ーーー これは、おいしくなっている。塩あみがご飯と一緒に温められ、その味が変わっているようだ。おいしくなっている!

 あまりにもおいしかったので、思わず、御代わりをしてしまいました。

ーーー そうか、このようにおいしい食べ方があったのか!

 
子どもの頃には、電子レンジはなく、このような食べ方をしたことはありませんでした。

 この食べ方の妙を知って、今度は、熱々のお粥に、この塩あみを入れてみたところ、同じようにおいしいお粥となりました。

 これまでは、お粥に塩を少しかけて食べていましたが、今度からは、塩あみを少し載せて食べるのもよいなと思いました。


 最後に、その塩あみの写真を示しておきましょう
(つづく)。
sioami
                             塩あみ