沖縄の食文化の水準は高く、今回もいくつか驚かされたものがありましたので、それらをやや詳しく紹介しておきましょう。

 沖縄には、「島バナナ」と呼ばれる、やや小ぶり(大人の親指ていどの大きさ)の沖縄県産バナナがあります。

 これが熟すと甘くておいしく、古くから沖縄果物の代表格とされてきました。

 しかし、今回初の試食となった島バナナは、通称「料理用バナナ」と呼ばれるもので、その太さも、長さも、それぞれ異なっていました。

 その太さは、島バナナの約2~3倍、通常のフィリピンバナナよりも大きいサイズです。

 また、長さは島バナナの約2倍、フィリピンバナナよりもやや短い程度のものでした。

 これが、一度に10本程度の一塊になって生っているのですから、しかも、それが5つも6つも塊としてあるのですから、その姿はじつに壮観なものでした。

 これは、沖縄北部の大宜味村の実家に生っていたのを房ごと切ってきたとのことだそうで、丁度、今が食べごろを迎えて、黄色くなっていました。

 さて、その味はどうか?

 興味津々で、いただくことにしました。

 「これは酸味があって、ほのかに甘い、食べた後に新鮮なさわやかさがあるね、これはいけるね!」

 通常食べているフィリピン産のバナナの場合、甘さだけが先行していて1本食べると、次はもうよいということになります。

 しかし、このバナナ場合は、それがないようで、しばらくして、また食べてみたくなります。

 そういえば、昨夜は、このバナナの天ぷらも出てきていました。

 天ぷらによって、この酸味と甘みが、より引きだされていて、これもおいしくいただくことができました。 
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