道の駅「院内」では、じつに楽しい一時を過ごすことができました。

 何よりも、新鮮な野菜や地元のユニークな食品がいくつも陳列されていましたので、それらを見てワクワクしました。

 じつは、この道の駅で、次の2つの地元産品を買おうかなと思っていました。

 
①新海苔 地元産の海苔で、板海苔状のものです。黒くて厚みがおいしい、しかも低価格です。

 ②姫貝 豊前海沖で獲れる貝の一種で、格別においしい干物です。

 
これらの購入を済ませ、いよいよ、宇佐ブランド商品の展示コーナーに向かいました。

 まずは、各種の柚子の加工品が目に入りました。

 このなかには、すでにおなじみの櫛野農園の「柚子商品」がいくつもありました。

 私が、最高と思っている柚子胡椒の「極々上」もありました。

 これまでに、相当数を買い、今では、日常の食卓においても、無くてはならないものになっています。

 いつぞや、これに似た柚子胡椒を東京にお土産に持って行ったときに、それをフランス料理の店で料理に使っていただき、お客さんに大評判になったことがありました。

 このブランド商品は、どこに出しても胸が張れるほどの一級品です。

ーーー このすばらしい柚子商品を、どう広めるか。これは、一つの重要な課題ではないか。

 そう思いながら、さらに、その商品群を見渡していると、干しブドウが見つかりました。

ーーー これが、地元新聞で紹介されていたものか。最近は干しミカンも作ったらしい!

 三人の若者たちが力を合わせて造り出したもので、以前から注目していた商品のひとつでした。

 干しブドウの歴史は古く、紀元前から、こよなく愛されてきた食物のひとつです。

 栄養価も高く、健康にもよく、そしてブドウパンのように、さまざまな食物にも応用されています。

 この数ある商品のなかから、今回はシャインマスカットの干しブドウと干しミカンがセットになって売られていましたので、それを楽しみに購入することにしました。

 
「今日は、いろいろなことがあったね」

 「そうですね。これから、宇佐のみなさんが、どう変わっていくくのか、それも私どもに活動しだいですが、おもしろくしていく必要がありますね」

 「そうだね、ささやかでもよいから故郷の宇佐に貢献できると幸いだね」

 「たちまちは、どんなことが課題になるのでしょうか?」

 「それも、地元のみなさんの意向しだいですけど、農作物では、主力の米、果樹ではブドウ、そして野菜、これでは小ネギがよいのかな?

 これらが有力な候補になるのかもしれませんね。

 いずれにしても、やる気のある方で信頼できる方との出会いが、その前提になりますね」

 帰りの車中では、このような会話が弾みました。

 本日のことをきっかけにして、新たなマイクロバブルプロジェクトが始まりそうな気配を感じましたが、そうなっていけば、またしても、マイクロバブル技術の真価が試されることになりますね。

 科学と技術は、実際の問題に役立たないといけない、これが、私のなかで長年培われてきた信条ですが、それは、具体的な課題に取り組んだときに初めて生まれきて気付くことなのです。

 ですから、その現場に遭遇しない限り、そのすばらしい成果に触れることはありません。

 その意味で、これは、それに接近する側の「選択の問題」ともいうことができます。

 これは、あまりにも自明なことなのですが、その理解が十分でない方も少なくない、このように思うことに、しばしば出会うことがあります。

 宇佐地区に見られるように、地域のみなさんが、真摯に、そして必死で努力されていることを、マイクロバブルの技術の力で、より一層の後押しをする、そのことの大切さを深く認識させられた一日となりました。

 これから、故郷をおもしろく、そしてゆかいに発展させることが可能となれば、真に幸いですね(つづく)。
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