本日は、朝早く起きて、資料作りを行って、私の故郷の自治体関係者に面会に行きました。

 途中、高速道の院内付近で濃霧に出会い、それが駅館川の山手から運ばれていて、宇佐平野を覆っているという珍しい光景に出会いました。

 山々は紅葉し、天高い秋晴れにもかかわらず、霧で覆われておる宇佐平野はとてもきれいな農村風景でした。

 「少し早く着きそうだね。眠気覚ましにコーヒーでも飲んでいこうか」

 「そうですね。たしか、近くにセブンイレブンがあるから、そこで飲みましょう!」

 すぐに、その目当てのコンビニに着き、早速一杯100円のコーヒーを飲むことにしました。

 「これは、なかなか美味しいコーヒーだね。これが100円なら、みんな飲みに来ますね!」

 「最近、コーヒーの味がよくなってきて、またお客さんが増えたそうですよ」

 こんな会話を繰り返しながら、この一杯のコーヒーをしばらく楽しんでいたら、井上ひさし作の「きらめく星座」の劇中でコーヒーを飲むシーンを思い出していました。

 ある広告会社の社員が、戦争間近で会社を閉鎖したときに、社長さんから一袋のコーヒーをいただいたそうで、それをみなさんで飲みながら、「一杯のコーヒー」という歌を口ずさんでいました。

 あの藤浦洸作詞、服部良一作曲の名曲です。たしか、このような歌詞でした。

 一杯のコーヒーから 夢の花咲くこともある
 街のテラスの夕暮れに 二人の胸の ともしびが
 ちらりほらりと つきました

 貴重なコーヒーを大切に、そして楽しそうに唄うシーンは、心に沁みました。

 じつは、高校までは、この宇佐に住んでいましたので、そこを離れる時に、私の心の片隅に次の思いがありました。

 「いつか、故郷に帰ることがあれば、そこで何か役に立つことをして、少しでも貢献したい」

 コーヒーを飲みながら、この若き日のことを思い出していました。

 このような問題意識がありましたので、じつは、少し、この自治体のことを調べて今日の面会に臨むことにしました。

 ここは、昔から農業が盛んで、米作りが主、小麦に大豆なども作られています。近年は、これにブドウ、柚子などの果樹、小葱などの野菜も加わって、その生産とともに各種の加工品の製造も行われています。

 これらは、最近はやりの「6次産業化」された商品としても販売され、各種の「宇佐ブランド」としての商品認定もなされていました。

 また、それらのブランド商品が「宇佐のちから」というオンラインショップでも販売されていましたので、それらを調べることができました。

 これらの問題意識や事前の調査を踏まえて、その自治体関係者のみなさんとは約1時間、聞き取りや歓談をさわやかに行うことができました。

 また、その際に、私どもの最近の地域におけるマイクロバブル技術に関する取組についても紹介することができました。

 そして、これを契機にして、宇佐の農業を中心にして、その振興策を、どう考え、どう具体的に実践していくかについて、より強い問題意識が形成されることになりました。

 「なかなか良い面談になりましたね」

 「そうですね。私も、そのように思いました」

 本日の面談についてご尽力いただいたSさんからも、このような返事をいただきましたので、今後ともご協力をいただくことをお願いしました。

 そのSさんとは、互いにお礼をいい合って、その場を離れました。

 「さて、次は、どこに行きましょうか?」

 「次は、実家にある荷物を取りに行きましょう!」

 「そうだったね」

 私の実家は、そこから車で8分のところでしたので、そこから荷物を持って帰るようにいわれていましたので、それらを、できるだけ多く車に積み込みました(つづく)。

kosumosu
白いコスモスの大輪